カタールに完敗！

完敗でした。韓国を破り、準決勝で開催国のUAEを４－０で退けたカタールの力は本物、次回のワールドカップ開催国として地道にチームを養成してきたのでしょう。

どうも日本は５バックでゴール前を固める相手に弱い。さらに、カタールは万全の日本対策をしてきたように見えた。大迫もしっかりマークされてしまった。
そして１１番、１９番を中心に少ない人数で効果的なアタックを仕掛けてくる。決してカウンターでディフェンスが遅れたわけではない。１点目の失点は、あんなシュートを打てる選手、世界でもそうはいないのではないだろうか。今大会９得点は伊達じゃない。２点目も、人数は足りていたのだが、一瞬のすきにミドルシュートを叩きこまれた。相手の決定力を褒めるしかない。
今大会無失点の相手に前半で２－０、これで試合の大勢は決まってしまった。

後半は、さらにディフェンシブになったカタールに対し攻撃の主導権を握った形になったが、真ん中を固めた相手の足元を崩せず、ほとんどシュートまで持ち込めない。さらに空中戦でもうまく身体を寄せられ、あれだけあったコーナーキックのチャンスも生かせなかった。ゴールをこじ開ける決定力不足ということだろう。

ようやく１点差に迫るも、相手の数少ないコーナーキックのチャンスに試合を決定づけるPKを与えてしまった。
VARでの判定だが、故意には見えなかったし、あってもなくてもゴールにも関係なさそう。それを言えばイラン戦の日本の２点目の相手ディフェンスのハンドも故意ではなく、かつゴールには関係なかった。イラン戦ではVAR判定が日本の勝利を決定づけるダメ押し点になったが、決勝では逆に。VARって興ざめだね。

時間をかけて作られたカタールというチーム、対して日本はほとんどがヨーロッパ組で一緒に練習する期間は限られている。この期間中で随分よくなってきたとは思うけど、紛れもなく、今は、カタールがアジア最強ということだろう。

ま、日本の目標はワールドカップだったり、世界なわけだから、そこで勝つためには選手たちがヨーロッパのトップで戦っているということが必要、今は、次の世代が５バックもこじ開ける個の実力をつける時なのだろう。

あせらずに、じっくりいきましょう。頑張れ！日本！