真鍋ジャパン、中国に快勝

女子バレーのネイションズリーグ、予選ラウンド中盤の最大の山場と目されていた中国に快勝、これで開幕から無傷の8連勝！
リオ五輪金メダル、世界ランク3位の中国は、アジアのチームにもかかわらず欧州チーム並みの大型選手揃いで日本との身長差は10㎝、第一セットはその高さに対応できず失いましたが、2セット目以降は戦術を修正して3セット連取、最終の第4セットは中国の集中も切れて一方的な展開となりました。

ここまでの失セットはわずかに４つ。ドイツとの第１，２セット、ドミニカとの第2セット、そして今回の中国との第1セット、ストレート勝ちしたタイやブルガリアとの対戦も第１セット目は苦戦しましたが、その後の対応が見事で、サーブで弱いところを崩してディグで切り返す、これも真鍋監督のデータバレーの神髄なのでしょう。

これでフィリピンラウンド終了、予選ラウンドは残すところカナダでの4試合。1敗のアメリカにはもう勝ってしまっているし、2敗のイタリア、ブラジルとは予選ラウンドでの試合がない。
1位通過、最悪でも2位通過はまず間違いのないところでしょう。残る試合は決勝トーナメントをどう戦うかを考えながらということになりそうです。
強いのはやはり日本以外には１セットしか落としていない米国、日本は米国との決勝再戦を見据え、まずはそこまでどう勝ち進むかですね。
残る４戦で、決勝トーナメントに残りそうなのはトルコとベルギーかな。予選突破のために全力で向かってくるであろう相手にあえて手の内を見せる必要もないように思えますが、さてどう戦うか。

それにしても、東京2020では予選1勝5敗で決勝にも進めなかった日本が、、、
ここまで来たら最後まで、頑張れ！ニッポン！