伊豆旅行初日・修善寺散策

日曜日から、３年ぶりに中伊豆の「ラフォーレ修善寺」に来ています。

娘が小学生だった頃は、夏＝海、伊豆＝海水浴、だったのですが、中三になって、海、海と言わなくなりました。
なんでも球技大会で卓球があるそうで、そのプチ合宿の練習相手を務めているという感じ（といっても、１日１～２時間程度ですが）。

大学生の息子の方は、親の留守中に友達を家に呼んでいるようです。これはこれで怪しい。

時間に余裕があるので、一度も行ったことのなかった修善寺の温泉街を散策。


山の中腹に、ひっそりと源頼家の墓がありました。


さらに山に分け入ると、なぜか源義経の像。
かなり義経っぽくないですが。


行きませんでしたが、近くには、謀反の嫌疑をかけられ殺害された、頼朝の弟・源範頼の墓もあります。

源頼家、源頼朝急死のため、18歳で二代目鎌倉将軍となった頼朝の嫡男。
北条氏の専横に対抗しようとしたために、幽閉され、暗殺された悲劇の二代目将軍、と見るか、
実質権力者の北条氏に反抗したために排除された？
あるいは北条氏VS比企氏の代理抗争の犠牲？いろいろな見方が出来ます。

その後、頼家の弟・実朝も暗殺されます。
源義経、源範頼の兄弟は、これより先に兄・頼朝によって殺害されていますので、源氏直系はあっけなく途絶えてしまいました。
でも、執権・北条氏によって武家の世の中が確立され、その鎌倉幕府が蒙古の襲来を撃退したのですから、日本の歴史としてはこれが正解だったのでしょう。

それにしても、頼朝が島流しにされていたこの伊豆の地、血なまぐさい話がいろいろとあって、初期の武家というのは恐ろしいものです。

夜は、好物の豪華釜めし御膳。