40歳から会社で何をするかどうするか

ビジネスのハウツー本は、基本的にあまり好きくない。
だけど「なぜ会社は変れないのか」「なんとか会社を変えてやろう」「ここから会社は変りはじめた」そしてこの「40歳から会社で何をするかどうするか」、柴田昌治さんの著書は、何となく気に入って読んでいる。
今までのような小説仕立てでは無かった分ちょっと読みにくかったけど、現状を考える上で、まずまず刺激になった。

以前のような「前例主義」「支持待ち」では、もはや会社自体が持たない。
高度成長、バブル期の悪弊から抜けだし、一人一人が、サラリーマン根性を捨て、組織のため、公のためという意識をもって行動しなければならない、というところまでは皆分かっている。
柴田さんの著書は、どうすれば孤軍奮闘や空回りに陥らず、草の根的に皆で強い組織を作っていけるかというようなことを、分かりやすく具体的に語ってくれている。
小説ばかりではなく、時々はこの手の本を読んで、頭に刺激を入れるようにしている。