日本、終戦。。。

残念、終わっちゃったって感じですかね。
南アフリカは強かった。４年前の雪辱、されちゃいましたね。
４年前はほとんど日本のことなんて研究してなかったんだろうけど、今回は確り対策してきてました。
日本も試合開始ワンプレー目でウイング松島へのキックパス、南アをかく乱する作戦が奏功、開始直後にスクラムを押され、ブラインドサイドのウイングに田村がタックルを外されて先制トライを奪われるも、それ以降はまずまず思い通りの試合ができていたと思う。
でも、南アのタックルが今までの相手より一段強いので、日本もいろいろな攻撃を仕掛けるのだけど、トライを取れない。

速い出足のディフェンスに、スティールを警戒していつも通りのオフロードパスが使えない。次第に日本の攻撃が単調になり、自陣にくぎ付け、ペナルティで徐々に点差を広げられる。やがてラインアウトとモールを制した南アに力負けして立て続けにトライを取られ、万事休す。
南ア、強かったですね。日本はやることはやったけど跳ね返された。完敗ですけど、これはもうしかたないやね。

でも、４戦４勝で決勝トーナメントに進出、それも４年前に大敗したスコットランドを破って、ですから。
22歳から29歳までラグビーをやってて、ワールドカップも第１回から見ているオールドファンからしてみれば、前回と今回のワールドカップは「夢でもみてるのかな」って感じ。

ラグビーって、競技人口が少ないし、やったことのない人から見るとルールも分かりにくいみたいで、ずっとマイナースポーツであり続けた感あり、盛り上がるのは早明戦とか、一部の試合のみだったのが、一気にメジャーになって、オールドファンとしてはとてもうれしい。

なにしろ格闘技なもので、試合中はちょっと選手がエキサイトしてしまうこともあるけど、サッカーみたいに審判に選手が食って掛かることもないし、わざと痛がったり倒れたりしてファウルをもらおうとするようなこともない。そして試合が終わればノーサイド。
なによりも、ラグビーの精神というか、そういうのを分かってもらえたのがうれしい。