ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

ジャネット

2011-06-06 21:03:10 | 母校・旧友
私が香港に駐在していた頃のスタッフが亡くなりました。
明るくて、感情的で、仕事熱心で、そして何よりも私達日本人と日本の会社を大好きでいてくれた女性でした。
癌が再発して、2月末に手術をしたけど、たくさん転移していて取れなかったと聞きました。
見舞いに行きたかったけど、あの震災で機会を失してしまいました。
でも、まさかこんなに早いとは…

彼女のメッセージを受け取りました。
『皆さんがこのメールを読んでいる時は、私ももうこの世にいないでしょう。』って、TVドラマに出てきそうなやつ。
まさか自分がこんなメールを読むことになるとは思いませんでした。
『再発した癌はすごく強くって、とうとう負けてしまいました』
『皆と一緒に仕事して本当に楽しかった』『これも運命なので悲しまないでください』とありました。
悲しまないでって、そんなわけないだろ、全く。

お見舞いのメッセージをって言われて、『来年2月の香港マラソンに出るから、応援して。』って書いてしまった。
来年の2月って、自分の余命を知っていたであろう彼女には、随分と酷なメッセージだったでしょう。
昨日見た映画、「もしドラ」と被ってしまいました。
『みなみちゃん、夕紀はもう十分頑張ったの。だからもう許してあげて。」って。
香港に行けなかったことと、無神経なメッセージを送ってしまったこと、それが心残りです。

彼女は私より一回り下。
一緒に働いていた自分より若い仲間を見送るのは、何度目になるだろうか。
なんか、すごくやりきれないです。

彼女のことだから、十分すぎるくらい頑張って病魔と闘ったことでしょう。
本当におつかれさまでした。
もう頑張らなくていいから、ゆっくり休んでください。。。
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