ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

全力坂その4(新宿区編③)

2009-08-30 15:10:06 | ランニング
台風が近づいていますね。
本降りになる前に、小雨がぱらつく街にジョグに出かけました。
遠出を避けて、今日も新宿区内の坂を意識してジョグをしてみました。

まずは、「箱根山通り」を大久保通り方面へ、基本はジョグなんですが、この坂は、ハアハアいうまで駆け上がります。

坂の名前って、住所の表示というものがなかった江戸時代に付けられが多いです。
ということは、名前が付いた坂があるということは、江戸時代からそこが街中であったということ。
中野区や杉並区にも坂はたくさんあるけど、ほとんど名前は付いていない。
逆に、新宿区や文京区って、ホントに小さな坂にも名前が付いている。
そしてそれが、住所表示は変っても、ビルやマンションの名前に残っています。


「焼餅坂」、昔この地に焼餅屋があったかららしい。


「袖摺坂」、こんな、袖の摺りあうような狭い石段にも。


自販機の間にも、坂名の表示が。
神田川に船着場があって、その人足(軽子)がこの辺に多く住んでいたからだとか。


「神楽坂」、ここは地下鉄の駅名にもなっています。
商店街は、午前中からにぎわっていました。


「赤城坂」、ここに赤木神社という、ちょっと趣のある神社があるのですが。


ありゃ、工事中になっちゃってます。


こんな小さな仮の社殿だけになっていました。
敷地内にマンションを作るようです。
確かに、神楽坂駅から徒歩1分の好立地ではありますが…

赤城神社のHPによれば、社殿などを再建、維持するためにマンションを建てるが、その借地権が切れる70年後には、再び鎮守の杜に戻す計画だとか。
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