よくわからない選挙戦

よくわからない衆院の選挙戦が始まった。
安倍さんも、支持率がヤバい感じだったので、民進党が弱っている今、そして小池さんの体制が整う前に決着をつけてやれと思ったのでしょうが、どっこい小池さん、ほれぼれするような決断力、行動力です。

しかし、希望の党に合流した旧民進党の方々、憲法改正反対、安保法案にもあんなに反対していたのに、小池さんの踏み絵をあっさり踏んでしまうあたり、政治家としての信条ってどうなっているのでしょうか。
政治家といえども所詮は組織人、ということなのでしょう。

希望の党がどこまでやれるかはわからないけど、これで憲法改正派が衆議院の圧倒的多数を占めることだけはまず確実です。
個人的には、憲法改正賛成というよりも、しっかりと改正案を提示して国民投票をやるべきと思っています。
民間企業のトップは、結果を出せなければ株主にクビにされる、政治家は選挙で有権者の審判を受ける、ただ日本国憲法だけが、主権在民、いわば憲法のご主人様である国民の信を、70年以上の長きにわたって問われなくてよいということはないと思います。

「日本国憲法は神聖にして冒すべからず」と唱える方々は、声が大きいので、あたかもそれが日本国民の多数派のようにみえてしまうのですが、本当にそうなのか。
国民投票、やってみようじゃないですか。それが民主主義ではないかと私は思うのですが。

ところで、私の選挙区、前回は東京１区だったのですが、今回は東京１０区になっていました。
新宿区なのに、私の町内会だけが１区ではない。
前回と投票する候補者が変わってしまう。
10区と言えば小池さんのおひざ元ではないですか。ということは、前職は若狭さんか。「そんなやつ知らない」と思ってしまうひねくれものの私です。