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「神の手●ニッポン展」@目黒雅叙園
目黒雅叙園 百段階段で開催中の「人間技とは思えない 神の手を持つ日本人作家6人の合同展」に行ってきた。この6人、ただものではない。ハズレなしの神様たちが驚異の神わざで観覧者を魅了する。神技は細かい。超絶技巧を楽しむためには、できれば単眼鏡を持って行った方がいいかも。
●太田隆司
唯一、以前から知っているのは太田さんだけ。クルマ雑誌カーグラフィックに連載していた紙でジオラマを作っちゃうペーパーアーティスト。ノスタルジックなその風景の中には必ずクルマと犬が登場している。クルマ好きには見逃せない作品たちはいつまでも眺めていたい不思議な魅力にあふれている。
http://www.paper-museum.jp/
●金谷美帆
1mmちょっとの小さなガラスのビーズでいろんなものを作っちゃうビーズアーティスト。ビーズで織り上げた和衣装がスゴイ。165万粒のビーズをちまちまと3年かけて制作したという着物がキラキラ輝いてキレイ。
http://blog.livedoor.jp/artbead/
●島木英文
どこにでもあるような日本家屋の風景を箱に組み込むミニチュアハウスアーティスト。ドールハウスのような小さな世界が異常なほど詳細に再現されている。奥行き感を強調するために立体なのに遠近法を駆使して、手前は20分の1で部屋の奥は40分の1というように縮尺を変えているのが特徴。太宰治記念館の土間の遠近感がハンパネェ!
http://www5a.biglobe.ne.jp/~tonta/
●SouMa
えっ?これが1枚の紙なの?と驚くような小刻みなテクニックが光る立体切り絵アーティスト。鳥の羽なんかふわふわしていてもう紙に見えない。なんかかっこいい立体的な腕時計が1枚の紙を刻んでできている。そのまま腕に付けてもすごくオシャレっぽいだろうなぁ。
http://www.souma-wkh.com/
●HIROKO
ポップアップという飛び出す絵本の仕組みを芸術的に表現するポップアップアーティスト。飛び出す絵本はやっぱり楽しい。書店で見かけるとついつい開いて見てしまう面白さは、子供だけの特権ではない。綿密な計算により白い紙で作られたポップアップを開くと、あるはずのない台紙の上に静寂な立体世界が出現する。
http://www.geocities.jp/h_pdr/index-jp.html
●山田卓司
昭和の風景をミニチュア化するジオラマアーティスト。特にプラモデル系のジオラマは大好物なのでワクワクしてしまう。今回出品している戦車プラモデル屋さんのジオラマが好き。奥の棚には戦車プラモの箱がぎっしり、手前のショーウィンドウには完成した戦車が並ぶ、それを凝視する少年。自分の子供の頃を思い出してしまう青春の一コマがそこにある。
https://www.facebook.com/takuji.yamada3
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一度行きたかった百段階段、ようやく今回はじめて見た。クネクネと微妙に折れ曲がった99段の階段は不思議な風景。十畝の間、漁樵の間、草丘の間、静水の間、星光の間、清方の間、頂上の間。それぞれ別々の画家が手掛けた独特の雰囲気を持った部屋が、百段階段でつながっている。面白い空間が見られてよかった。
目黒雅叙園 百段階段で開催中の「人間技とは思えない 神の手を持つ日本人作家6人の合同展」に行ってきた。この6人、ただものではない。ハズレなしの神様たちが驚異の神わざで観覧者を魅了する。神技は細かい。超絶技巧を楽しむためには、できれば単眼鏡を持って行った方がいいかも。
●太田隆司
唯一、以前から知っているのは太田さんだけ。クルマ雑誌カーグラフィックに連載していた紙でジオラマを作っちゃうペーパーアーティスト。ノスタルジックなその風景の中には必ずクルマと犬が登場している。クルマ好きには見逃せない作品たちはいつまでも眺めていたい不思議な魅力にあふれている。
http://www.paper-museum.jp/
●金谷美帆
1mmちょっとの小さなガラスのビーズでいろんなものを作っちゃうビーズアーティスト。ビーズで織り上げた和衣装がスゴイ。165万粒のビーズをちまちまと3年かけて制作したという着物がキラキラ輝いてキレイ。
http://blog.livedoor.jp/artbead/
●島木英文
どこにでもあるような日本家屋の風景を箱に組み込むミニチュアハウスアーティスト。ドールハウスのような小さな世界が異常なほど詳細に再現されている。奥行き感を強調するために立体なのに遠近法を駆使して、手前は20分の1で部屋の奥は40分の1というように縮尺を変えているのが特徴。太宰治記念館の土間の遠近感がハンパネェ!
http://www5a.biglobe.ne.jp/~tonta/
●SouMa
えっ?これが1枚の紙なの?と驚くような小刻みなテクニックが光る立体切り絵アーティスト。鳥の羽なんかふわふわしていてもう紙に見えない。なんかかっこいい立体的な腕時計が1枚の紙を刻んでできている。そのまま腕に付けてもすごくオシャレっぽいだろうなぁ。
http://www.souma-wkh.com/
●HIROKO
ポップアップという飛び出す絵本の仕組みを芸術的に表現するポップアップアーティスト。飛び出す絵本はやっぱり楽しい。書店で見かけるとついつい開いて見てしまう面白さは、子供だけの特権ではない。綿密な計算により白い紙で作られたポップアップを開くと、あるはずのない台紙の上に静寂な立体世界が出現する。
http://www.geocities.jp/h_pdr/index-jp.html
●山田卓司
昭和の風景をミニチュア化するジオラマアーティスト。特にプラモデル系のジオラマは大好物なのでワクワクしてしまう。今回出品している戦車プラモデル屋さんのジオラマが好き。奥の棚には戦車プラモの箱がぎっしり、手前のショーウィンドウには完成した戦車が並ぶ、それを凝視する少年。自分の子供の頃を思い出してしまう青春の一コマがそこにある。
https://www.facebook.com/takuji.yamada3
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一度行きたかった百段階段、ようやく今回はじめて見た。クネクネと微妙に折れ曲がった99段の階段は不思議な風景。十畝の間、漁樵の間、草丘の間、静水の間、星光の間、清方の間、頂上の間。それぞれ別々の画家が手掛けた独特の雰囲気を持った部屋が、百段階段でつながっている。面白い空間が見られてよかった。
「神の手ニッポン展」のWebPageならびに公式Facebookページで中の人を担当している者です。
「神の手ニッポン展」を記事にしてくださり、ありがとうございます。各アーティストの見所を端的にまとめてみせるあたり、さすが様々な展覧会や美術展に足をのばされている方だと思いました。
つきましては本記事をURLとともに、WebPageならびに公式Facebookページでぜひとも紹介したく、ここに投稿させていただきました。
ご回答は、下記アドレスにいただけますと幸いです。(あるいはこのコメント欄でも構いません)ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
info@kaminote.org
せっかくいただいたコメントにぜんぜん気づかずに1か月以上放置してしまって申し訳ありませんでした。
この展覧会はみんないい仕事してる感があってとてもよかったです、
どうやら展覧会は終わってしまったようですね。
リンクはもちろんOKですけど、もう遅いですね(;^_^A