東武ワールドスクエア

東武ワールドスクエア

　前から一度行きたいと思っていた東武ワールドスクエア、北千住から快速で立ちっぱなし約2時間で鬼怒川温泉駅に到着。駅からバスで5～6分で世界一周ミニチュアランドに着く。

　園内は日本、アジア、ヨーロッパ、エジプト、アメリカ、現代日本などの各ゾーンに分かれていて、21か国102点の建造物がすべて1/25スケールで造られている。そのうち45件は世界文化遺産となっているもの。

　なんだ子供だましかと思いそうだが、リアルに再現された有名建築を普通では見られない俯瞰で眺められるというのは、なかなか興味深いものだ。

　たとえば日本ゾーンでは行ったことのある神社仏閣、城、洋館などは、懐かしさも含めて身近に感じられる。奈良の大仏殿を見て、やっぱりでかいなぁ、などと感動してみたり。しかしその後に現れる世界の巨大建造物の前に立つと、大仏殿がでかかったことなどすっかり忘れてしまいそうなスケールの違いを見せつけられることになる。

　住みたくないけど一度は見たいタージ・マハル、二度見したいサグラダファミリア、三度でも行きたいノイシュバンシュタイン城、建築物の始まりとも言えるピラミッド、今はもうここでしか見ることのできないワールドトレードセンターなどを一通り見てから最後は現代日本ゾーンへ向かう。いろんな建物の突端にトンボが止まっているのが面白い。トンボも1/25スケールだったらヤバイのだが。

　現代日本ゾーンには羽田空港や東京駅、国立競技場、東京ドームなどに囲まれて、既に上まで完成してしまった東京スカイツリーが燦然と輝いている。ミニチュアながら26mもあるので、園内の世界中から見える。来るときの電車の窓からも見えたらしい。

　その後は駅に戻り、せっかくだから温泉旅館で露天風呂に浸かり一休み、帰りは指定席の特急で帰宅した。