ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

フェアリー・テイル展

2012-02-11 23:32:41 | 美術[は]
「フェアリー・テイル展 ~妖精たちの物語~」@三鷹市美術ギャラリー


 風の吹く草笛のさわやか青い草原を♪染めあげる妖精の姿をいつか見かけたら♪頭に春がめぐり来たしるしです♪ 妖精のうた、フェアリーテイルという展覧会で頭が春になる。妖精ミュージアムとか妖精美術館とかがあることも知らなかった。で、花の中、森の中、動物の背中で踊る妖精の絵が、いろんな画家によって描かれている。絵だから何を書いても問題ない。油断してると少女コミックになってしまいがち。

 絵だけでなく、陶磁器なんかも展示してあって、ウェッジウッド社のフェアリーランド・ラスターとかいう花瓶や食器、もちろん妖精が描かれているのだが、これがまた玉虫色に輝いていて妖しく綺麗。《花の妖精のフェスティバル》という絵皿ならひとつあってもいいか、なんて思ってしまう。

 さて極めつけは妖精が踊る証拠写真、コティングリー妖精事件とかいううさんくさい写真、そこにシャーロックホームズで有名なコナン・ドイル(子供の頃読んでたなぁ)の名前が出てくるのが興味深い。彼が「これは本物だ」などと口走ったために騒ぎになったらしい。今ならパチョコンですぐ作れちゃう写真だもん。参考出品されてる戸田和子さんの妖精人形がリアルに楽しい。

コメント    この記事についてブログを書く
« クレパス画展 | トップ | 靉嘔展 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

美術[は]」カテゴリの最新記事