Restaurant Raton-laveur

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イカの塩辛 1

2009年09月29日 | 和食
今日もイカを味わう代表作、塩辛のご紹介です。

イカは勿論新鮮さが重要ですが、塩辛の場合はワタも大事ですので、

丸々と太ったイカを選んでください。

まず最初に胴とワタの付いた足と丁寧にひっぱり出します。

写真のようにきれいに取れればO.Kです。




次に皮をむきます。

耳の部分を上から引っ張っていくと簡単に剥けます。

イカの皮は薄皮が層になっていますので難しいですが、クッキングペーパー等で

むくときれいに仕上がります。




耳と足も皮を剥き、足先は包丁で切り落とします。

ワタは目の上から切り落として、裏側にある墨袋をそ~っと取り外します。

写真の様になります。胴、耳、足、ワタ、この4つが塩辛の材料となります。

ここまで来たら、あとは塩漬けで一日目の仕込み完了です。






まずはワタの方にたっぷりと塩をふります。

ここで塩加減が少ないと全て失敗に終ってしまいます。

勇気を持ってたっぷりかけてください。







イカの身のほうにも塩をします。

イカの身のほうにはミネラル塩が適していますが、普通の塩でも大丈夫です。

こちらはいつも下味するときの倍くらいの加減で良いです。

あとは冷蔵庫で約1日漬け込みます。

出てきた水分と混ざらないようお皿を斜めにしておくと良いでしょう。