安倍政権の次は菅政権打倒!
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学校法人森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、自死した同省近畿財務局職員の赤木俊夫さんが「上」からの命令で公文書を改ざんした経緯を記録したとされる「赤木ファイル」の存在を国が認めました。
ところが、財務省は、赤木さんのお連れ合いから起こされた裁判が訴訟中であることを理由に、通常国会会期中のファイルの国会提出には応じられないといいます。
他方、裁判では、国側は進行協議期日で、「赤木ファイル」について、内容の詳細を説明せず、法廷にも黒塗りして出すと言っています。
そして、菅総理は「赤木ファイル」の存在を認めたにもかかわらず、森友事件の再調査は絶対しないと明言しています。
安倍政権の官房長官として、桜を見る会の招待者名簿を破棄してしまったり、とにかく改ざん・隠蔽を平気でやる菅総理の面目躍如と言えるでしょう。
森友学園事件。自死された財務省職員が遺書で「すべて佐川局長の指示」。それでは佐川局長に指示したのは誰なのか。
思えば、なぜ安倍前首相が2020年9月の自民党総裁選挙で菅氏を推しに推したかというと、森友・加計・桜を見る会・河井夫妻の買収資金提供などでのなどでの改ざん・隠蔽は全部安倍氏と菅氏がいわば「共犯」でやったことですから、菅氏だけが絶対に隠蔽を続けてくれると信用したのが理由です。
石破氏はもちろんのこと、優柔不断な岸田氏でも、総理総裁になればこれらの問題の再調査をやってしまいかねませんでした。
いわば、菅氏は偽装・隠蔽・改ざんのために総理大臣になったような人なわけです。
それにしても、安倍晋三記念小学校的なものを森友学園が作るというので、国土交通省と財務省が便宜を図りまくり、安倍氏の夫人である昭恵さんが名誉校長にまでなってしまい、安倍総理が国会で、
「昭恵が関与していたら、自分は総理も国会議員も辞める」
と言っちゃったので、昭恵さんらの関与している部分を全部削除したのが、森友学園事件での公文書改ざん問題です。
その作業をやらされた近畿財務局の赤木さんはこれを苦にして自死。
そして、赤木さんのお連れ合いが国に対して起こした裁判で、赤木さんの上司が「赤木ファイル」の存在を認めていたことが録音されていることが明らかになり、菅政権はとうとう逃げられなくなって「赤木ファイル」の存在だけ認めたわけです。
なのに、ファイルは裁判に出すために今黒塗り作業をしているわ、再調査はしないわ、と公言する政府に対しては、あきれてものも言えません。
そもそも、民主主義とは、主権者である市民が政治的な判断をするのに十分な情報を得られることを前提にした政治体制です。
そのために、市民には知る権利が保障され(憲法21条)、裁判を受ける権利も保障され(同32条)、他方、国権の最高機関である両議院には国政調査権が認められているのです(同62条)。
それなのに、裁判には黒塗り文書を出す、国会には説明しないなんて、こんな憲法違反を重ねる国はもう民主主義国家と言えません。
赤木さんの死を踏みにじり、ご遺族の感情をいたぶり、市民の人権と立法府の権能をないがしろにするような政府は、もうつぶすしかないんですよ。
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森友学園問題の文書開示請求事件。籠池夫妻と近畿財務局の交渉記録が存在するのに「文書不存在」として不開示にした安倍政権に「意図的に不開示としており、相当に悪質だ」として国家賠償を命じる判決!!
チャーチル英首相「真実がパンツを履きかけている間に、嘘は世界を半周している」→菅総理が自著まで削除・改ざんして公文書管理の大切さを説いた章を消し、森友・加計・桜・学術会議問題をなかったことに(笑)。
安倍首相「自殺した財務省職員の手記を読んで、本当に胸が痛む思いだが、再調査はしない」。麻生財務大臣「まだ読んでないからよくわかりませんが、再調査はしない」。国民「どっちもどっちやな!(怒)」
森友学園事件。近畿財務局職員の自死について「人が死ぬほどの問題じゃないんですよ」と言い放った三浦瑠麗女史が、遺書が公表されても沈黙したままの件。
麻生財務大臣が、赤木ファイルの存在はかなり前から知っていたと、国会で思いっきり自白したのには驚きました。
前から知っていたのに、ないとか、あるかないかわからないと国会でも裁判でも言い続けていたくせに、大ウソをついていたとしれっと認めてしまったわけで、これ一発で内閣総辞職ものだと思うんです。
なんで国がひっくり返るような大騒動にならないのか。
それにしても、嘘をついたり隠したりして誤魔化せばいいと思っている政府では、コロナにしても何にしても、市民に全く信用されないのは当たり前ですよ。
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財務省の決裁文書の改ざん問題で、国は6日、自殺した近畿財務局の男性職員が改ざんの経緯をまとめて職場に残したファイルの存在を初めて認め、来月23日に男性の妻が起こしている裁判で提出することを明らかにしました。
国はこれまで「裁判上、必要ない」としてファイルが存在するかどうかを明らかにしていませんでした。
国の書面によりますと、赤木ファイルには改ざんの過程などが時系列でまとめられた文書や、財務省理財局と近畿財務局の間でやり取りされたメールや添付資料がとじられているということです。
国はファイルの文書のうち裁判と関係ない個人情報など、一部を黒塗りする処理をしたうえで開示するとしています。
赤木さんが残したファイルの開示が決まったことで、今後、改ざんの理由や経緯について新たな事実が明らかになるか注目されます。
赤木さんの妻「夫の残したものを全部明らかに」
立民 福山幹事長「速やかに国会に提出を」
そのうえで「新たな事実が出てくれば、国会で集中してこの問題を明らかにしていかなければならない。速やかに国会に提出するよう求めていきたい」と述べました。
立民 安住国対委員長「最初から資料開示すべきだった」
共産 志位委員長「政府には真実を明らかにする責任」
当時、近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんが文書改ざんの詳細を記した“赤木ファイル”について、国会では麻生大臣が野党議員から存在をいつから知っていたか問われました。
「赤木ファイルと言われるものであろうということを私どもが知ったのはかなり前のほうから。ちょっといつからか記憶にありません」(麻生太郎 財務相)
“ファイル”の「定義や意味するところがわからない」としながらも、以前から存在は把握していたことを認めました。
“赤木ファイル”をめぐっては、赤木さんの妻が裁判を通じて提出を求めていましたが、財務省は先週ファイルの存在を初めて認めました。
菅義偉首相は13日、7日の記者会見で質問できなかった報道機関が寄せた質問に文書で回答した。森友学園に関する決裁文書改ざんを巡る訴訟で、自殺した財務省の元職員赤木俊夫さんが改ざんの過程をまとめたファイルの存在を国側が認めたことを踏まえた再調査を否定した。
再調査の必要性についての問いに対し「財務省が調査報告書をまとめ、検察の捜査で結論が出ていると承知している」と説明。「決裁文書の改ざんはあってはならないことであり、今後も公文書管理法に基づき文書管理を徹底する」とした。
「赤木ファイル」詳細説明せず 国側、森友訴訟で―大阪地裁
2021年05月12日17時33分 時事通信
学校法人森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、自殺した同省近畿財務局職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が国などに損害賠償を求めた訴訟の進行協議が12日、大阪地裁であった。原告代理人によると、国側は赤木さんが改ざんの経緯などを記した文書「赤木ファイル」について、内容の詳細を説明しなかった。
野党、「赤木ファイル」今国会に提出を 財務省、6月23日前は困難
国側は6日、赤木ファイルの存在を初めて認め、6月23日の次回口頭弁論までに地裁に提出する方針を明らかにした。原告代理人によると、進行協議で国側は「(紙の形で)ファイルにとじられている」と説明。分量や、内容が財務省による改ざん問題の調査報告書に反映されたかなどは回答しなかった。
大阪市内で記者会見した雅子さんは「はぐらかすための言葉にしか思えない。相手にされていないという感じが強い」と批判した。
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全く驚きの行動だ。
裁判に関係があるとか無いとかは裁判所が決めること。
裁判所もそのまま提出するように指示しないとダメだ。
司法が行政になめられている。