これからもぜひ毎日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!
東京都知事を辞任した石原慎太郎氏は、長く自民党の国会議員でした。
彼が1977年に環境庁長官であった当時、水俣病患者の直訴文に
「IQの低い人が書いたような字だ」
と言い放ちました。さらに、患者さんの中に「偽患者もいる」と発言し、これらの発言を厳しく追及されました。石原氏はついに、1977年4月22日、患者団体と水俣病患者に直接謝罪しました。冒頭の写真は石原氏が胎児性水俣病患者である藤吉美智子さんらに土下座している場面です。
それで弱い立場の人に対する態度を反省するということはこの人の場合なく、1999年には東京都都知事として重度障害者の施設を訪問した際に
「ああいう人ってのは人格あるのかね。ショックを受けた。ぼくは結論を出していない。みなさんどう思うかなと思って。 絶対よくならない、自分がだれだか分からない、人間として生まれてきたけれどああいう障害で、ああいう状態になって」
と記者団に語っています。彼は文学者としての発言と言い訳していますが、これは都知事として障害者施設を視察したときの発言です。親御さんたちがこの為政者の言葉を聞いてどう感じるか、考えないのでしょうか。
彼の衝撃を受ける暴言は枚挙にいとまがないのですが、2001年11月6日号にはこんな記事が載りました。
「これは僕がいってるんじゃなくて、・・・・がいってるんだけど、『文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものは「ババア」』なんだそうだ。『女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪です』って。男は80、90歳でも生殖能力があるけれど、女は閉経してしまったら子供を生む能力はない。そんな人間が、きんさん・ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害だって…。なるほどとは思うけど、政治家としてはいえないわね(笑い)」
何歳でも、どんな能力があってもなくても、人は人だからこそすばらしいのです。人の価値は条件付きじゃありません。それぞれの個性があるから価値があるのです。それが、日本国憲法が最高価値とする個人の尊厳の理念です。石原氏が憲法を改正するどころか破棄するとまでいうのは偶然ではないと思います。彼には、どんな人も最高に素晴らしいという価値観が理解できないのでしょう。
そして、都知事生活も、もう終わり間際の2012年10月19日の記者会見で、石原氏は米軍横田基地の米軍機騒音の差し止め訴訟を準備する周辺住民に対し、
「訴訟を起こすなんてナンセンスだ」
「それはエゴな話。そんなに眠れないほどの騒音があるわけない」
と暴言を吐きました
横田基地訴訟では何度も騒音公害が受忍限度を超え、違法であることが司法によって認められ、国が損害賠償責任を問われています。2005年に下された新横田基地訴訟の二審東京高裁判決も、違法な基地騒音への補償制度がない状態を
「法治国家のありようから見て異常」
と批判しているのです。それでも、米軍には物言えぬ日本政府からは有効な騒音防止がなされず。2010年度の調査でも基地周辺で航空機騒音が環境基準を超えた地域が16カ所中4カ所あり、米軍機が基地上空で周回飛行を繰り返し、振動を伴う騒音が家族団らんを破壊しているのです。だから、またも裁判をしなければいけないのです。したくてするわけではありません。一般市民が裁判するなんて物凄い負担なんですよ。それがわからないのでしょうか。
住民側に立つべき都知事が、そんな住民のことをナンセンス、エゴ、そんなに眠れない騒音があるわけない、とは何事ですか。昔、アメリカに「Noといえる日本」という本を書いたのはポーズに過ぎず、アメリカ軍の被害を受けている住民に泣き寝入りしろと強要しているわけです。
この人は2万人近い方が亡くなった東日本大震災の直後には、
と言い放ちました。亡くなられた方々、何十万、何百万という生き残ったご家族・ご友人を傷つけ、冒とくする妄言。でも、我々は彼を都知事選で落とすことはできませんでした。
佐藤栄作 中曽根康弘 小泉純一郎 石原慎太郎 橋下徹 悪政無答責・逃げ切りの系譜を断とう
これからの日本は、経済的にも、政治外交の上でも、厳しい時代が続くでしょう。一番人が苦しく、優しい言葉を求めているときに、最も言ってはならないことを言う彼は、単なる失言癖ではなく、政治家として人として、ありようを間違っているのだと思います。
この時代にもっとも国政を担わせてはならない政治家の一人。それが石原慎太郎と言う人物だと確信します。
妄執いまだ果てず、石原慎太郎都知事辞任!さあ衆議院選挙で落としちゃうチャンス到来!!
2012年6月20日、32万人の都民が署名した原発住民投票条例を葬って、傍聴席の市民にこのポーズ。何様のつもりか。
都合よく「民意」をつまみ食いする「小皇帝」石原都知事 原発是非問う住民投票条例案否決で傲慢ポーズ
東京を弄んだ男 「空疎な小皇帝」石原慎太郎 (講談社文庫) | |
斉藤貴男 | |
講談社 |
緊急出版! 石原都政が残した「爪痕」。三期十二年という長期に及んだ石原都政。表現の自由を脅かす青少年育成条例、巨額赤字を抱え破綻した新銀行東京、莫大な費用をどぶに捨てた五輪招致。さらには、執拗に繰り返される外国人や障がい者に対する差別発言。彼は東京に何を残したのか――。『空疎な小皇帝「石原慎太郎」という問題』を加筆改題。
石原慎太郎よ、退場せよ! (新書y) 斉藤貴男 吉田司 洋泉社
老害を撤き散らすだけなら退場せよ! 無責任体質全開の新銀行東京問題、花道にしたいだけの東京オリンピック招致、差別発言とともに進む社会的弱者切り捨て政策、教育現場から教員までもが逃げ出す教育改革、そして身内に甘いだけの人事と処世術…。この十年、新自由主義とナショナリズムの波に乗り、東京に君臨してきた「小皇帝」石原慎太郎だが、「時代に求められた男」の賞味期限はもう切れている。
石原慎太郎の『狂った果実』 (貧困なる精神25集) 本多勝一 金曜日
朝日新聞入社以来約50年以上、ジャーナリストとして書き続ける本多氏。
長年にわたり問題視している石原慎太郎氏を、同じ「日本維新の会」共同代表・橋下徹大阪市長とともにあらためて断罪。
また、体制・権力のチェック機能を失い、政権党広報になり下がっている新聞の体質を批判しつつ、あるべきジャーナリズムを模索するための論考も掲載。
誰も書けなかった石原慎太郎 (講談社文庫) 佐野眞一 講談社
なぜ、彼はこの半世紀、人びとの関心を集め続けてきたのか。「男が惚(ほ)れる男」だった父・潔と、「日本で最も愛された男」と言われた弟・裕次郎へのコンプレックスから、新銀行東京問題までを徹底取材。大衆の心にひそむ欲望を、無意識に、しかし過剰なまでに映し出す鏡であり続けてきた慎太郎の本質を暴く! (講談社文庫)
てっぺん野郎―本人も知らなかった石原慎太郎 | |
佐野眞一 | |
講談社 |
石原慎太郎は、嫌悪の感情にせよ、期待の感情にせよ、彼を見つめる者自身にもおそらく説明できない意識下の感情に、力強く、しかも間違いなくふれてくる男である。(中略) 石原慎太郎を解剖することは、彼に向けられた人びとのまなざしを検証することと、ほぼ同義である。
偉そうにしてるけど、自分はなんぼのもんやねん。
よろしかったら上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。
石原知事“眠れないほどの騒音ない”
横田周辺住民が抗議
東京都の石原慎太郎知事が米軍横田基地(福生市など)の米軍機騒音の差し止め訴訟を準備する周辺住民に対し、「訴訟を起こすなんてナンセンスだ」 と非難した問題で、「第2次新横田基地公害訴訟」準備会は23日、発言に抗議し、被害救済に取り組むよう知事に申し入れました。
石原知事は19日の記者会見で「それはエゴな話。そんなに眠れないほどの騒音があるわけない」と放言していました。
同準備会の大野芳一代表、原告弁護団の関島保雄団長らは、2010年度の調査でも基地周辺で航空機騒音が環境基準を超えた地域が16カ所中4カ所あり、米軍機が基地上空で周回飛行を繰り返し「振動を伴う騒音が家族だんらんを破壊している」と強調。
新横田基地訴訟の二審東京高裁判決(05年)も、違法な基地騒音への補償制度がない状態を「法治国家のありようから見て異常」と批判したことを示し、知事が誤解に基づく発言を訂正し「積極的に被害救済に取り組む」よう求めました。
2012年10月24日(水) しんぶん赤旗
よろしかったら大変お手数とは存じますが、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!
この文章を読んでジーンときました(T▽T)
日本国憲法も捨てたもんじゃないですね。
僕が生きていくうえでの指針です。
もともと特別なオンリーワン、ってことですよね。
そんな発言をする人がこの国の首都のトップだったなんて、恥ずべき事実。
こういった発言は昔は許されていたのかもしれませんが、今はバッシングを受けなければなりません。
どうかこれ以上日本国民を傷めないでください。
これらを【信念】として行動されてる人がいることに感激したし、心からこの記事を読めて良かったと思いました!
宮武さんを理解するうえで、この文章は一番わかりやすいと思うので
常に見える位置(ブログの上部とか)に書いておいたほうが良いかと思います。
先入観を持って来る人もいるので(僕とか、、、)
勘違いを防ぐとともに、この一文を知ってもらう良いチャンスかも。
余談ですが、、、
個人的に、宮武さんが【脱原発党】という政党を作って出馬してほしいと思う。
日本人は忘れやすいので、原発問題が風化する前のほうが勝てると思いますし。
橋下さんや、福島みずほさんからツイートされてましたし、何か今、宮武さんに風が吹き始めたように感じる。
常駐人さん、素直なお褒めの言葉ありがとうございます。でも風は吹いてませんってばw 政治家になるのは絶対ヤダ!
それより、1998年から教壇に立ち、個人の尊厳を話し続けている私のこちらの記事もお読みください。
いじめや非行の解決策は厳罰化ではなく、「個人の尊厳」を伝えること 子ども未来法律事務所通信25
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/933dfa8ccf174161432bea55392807a5
東日本大震災から半年 本当の復興とは被災者の幸福追求権を保障すること
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/42b02d49d0ccfe185fbc476b2244287c
改めてまとめていただくと、なんとまあこれは…ですね。
百歩譲って若い頃の発言ならともかく、
80になった今でも現在進行形ですからね…。
ランキング1位おめでとうございます。
大日本帝国憲法現存論・占領憲法無効宣言実施手順/南出喜久治
http://www.youtube.com/watch?v=VDlB3wVFXWE&list=PLCDAAF5D9DB60B77B
そうそう、瓦礫でお茶を濁してないで、大賛成の原発も東京に持ってきてくださいよ。
この人の暴言・妄言・失言はまとめられて出版されてます。
良純は、血税たかり一家に在って、自力で食っていてエライ。
その中で、唯一「まともに」育っているのは良純さんだけというのがせめてもの救いです。
その善悪を言えるのは神様だけ(おっしゃらないけれど)。
今回、石原都知事の辞任には、驚愕したのですが、
第3極の政党を作り、「憲法改正」についても述べられてました。石原氏は、とにかく、言ってはいけない一線の
発言をするので、時々、ムカムカします。
「憲法改正」については、なにかの雑誌でも見たことが
あります。ただ、何故、今のタイミングで、辞任をして、
政局が荒れるような事をするのか?わかりません。
今でないと、ダメな理由があるのでしょうか?
「日本国憲法」は、制定以降その実質を国民が形成してきたと考えます。「国民主権」「戦争放棄」そして「基本的人権の尊重」の実質を。
「憲法」はある意味では達成すべき理想を提示したものとも言えます。如何に公示され施行を宣せられようとその理想を国民が実現しようとしなければ、生活の中で追求しなければ「画餅」に過ぎません。
しかし、「日本国憲法」に基づく新しい状況のもとで、その原則を生かし、復興し、発展してきたことが、憲法を現実の、生きたものとし、実質的なものとしたのだと考えます。
「日本国憲法破棄論」は、「日本国憲法」施行以降今日にいたるまでの国民の「幸福追求」の懸命の営為を、理想達成のための営為を否定し蔑ろにする論に他なりません。
「日本国憲法」を「占領軍の押し付け憲法」というなら、「欽定憲法」である「大日本帝国憲法」こそ国民に何ら諮られることなく制定された「押し付け憲法」といえましょう。
○只、問題はその程度だと思うんですよ。ray 先生は勿論の事、大方の人はあの慎太郎氏の自己中心には遥かに及ばないでしょうね。
○じゃあ何故あの暴言・放言が許されているのかと言えば、恐らくアレが人々の心の中の悪しき部分と重なっていて、それらがお互いに奇妙に響き合っているからなんでしょうね。
○でも、慎太郎氏の気持ちは不可解と言う程のものじゃないと思いますよ。詰り、傲慢と嫉妬、コレですよ。
○傲慢は言わずもがなですが、嫉妬と言えば、堀江謙一氏のヨットでの世界一周をウソだろうって貶したそうじゃありませんか。ひょっとして、天皇陛下にも嫉妬しているんじゃありませんか。そういや橋下にも密かに嫉妬しているでしょうね。
○だって、自分が何十年掛かってやれなかった日本変革を数年で実現しそうなんですからね。で、イヤ、俺がいたからこそ実現したんだって言いたくて、知事のイスをほっぽり出して国政へ転進ってなった訳でしょう。分かります、分かります。
○でも、待てよ、もうそんなことは、気付く人はとうに気付いているんじゃないかと「石原慎太郎と嫉妬と怨念」でネットを検索したら、ありました、ありました。
○そもそも慎太郎氏、あの「太陽の季節」で「鮮烈の」文壇デビューを果たした訳ですが、作家・文学者としての評価ってどうなんでしょう。
○私、門外漢だから良くは分かりませんが、世間的には同時代の三島由紀夫の方が高く評価されてんじゃありませんか。
○それに、同じく同時代の大江健三郎はノーベル文学賞でしょう。それに引き替え、慎太郎氏と言えば只のフーゾク作家、どう見ても見劣りがしますよね。
○それに薄々気付いたのか、政界進出。参議院全国区で300万票獲得したものの、政治家としての評価じゃありませんよね。
○にも拘わらず、何故か野望を膨らませて、ついに自民党総裁選に立候補、海部俊樹に敗れ、後に議員勤続25年を祝う永年勤続表彰の場で、突如議員辞職。そりゃ怨念も溜まりますよね。
○それで、お山の大将でおれる東京都知事のイスを手に入れ、やりたい放題の言いたい放題。きっと鬱憤ばらしをしてたんでしょうね。なんだかいつもやけに怒りっぽいでしょう。
○ところが、そこへ西から橋下旋風が巻き起こるは、自身、橋下から煽てられるわで、焼けぼっくいに火がついて、ヨシここだ、上手く行けば手柄を自分のものに出来るってなったんですよね。傲慢、嫉妬、怨念、これが慎太郎氏の心象風景ですよ。
これは酷く聞こえるかもしれないが、相当真実だね。言ってはいけないとされている真実。人間と動物を分けているのは、言語を使った感情表現とか、論理だてた思考だとか。
そういうのが難しいから。
国文学界では彼の作品が全く無視され、仮に扱われる場合でも「悪文(章)」としての紹介だったことを、昭和の時代に国文学を学んだ方であれば皆知っています。
彼が美濃部氏に強烈な嫉妬で臨んだであろう都知事選、その頃をリアルで覚えている元子どもとしては、「ネス湖にネッシーを探しに行ったヘンなおじさん」の印象も強烈でした。
個人的に、石原氏が障害者に冷たいのは、美濃部都知事が推し進めた福祉政策への怨念が背景にあると思っています。
<日本だからああいう人たちでも生かしてる、外国なら安楽死なのに>というような意味のことを言ってるんですよ。
日本なら生、外国なら死、というのもインチキ発言ですし、重度障害者は「自分が誰だか分からない」なんてことも大嘘です。
>言語を使った感情表現
これは、その感情表現者の言語を理解できる共感者がいなければ成立しません。
日本語を理解する人たちを前にしなければ、日本人はみな動物になりますね。
○なにせあの頃の大鵬と言えば「巨人、大鵬、卵焼き」って言われた程のヒーローでしたから、きっと慎太郎氏、嫉妬したんですよ。後々大鵬さん悔しかったって言ってましたね。
○話、変わりますけど、慎太郎氏、都知事になって、都の幹部に東京都のバランスシートを見せろって言ったんだそうですね。で、都の幹部が「そういうものは有りません。」と言うと驚いて直ちに「複式簿記」を採用させ「そういうもの」を作らせたんだそうですね。
○でもアノ人国会議員を25年もやってて国にもバランスシートなんて無い事を知らなかったんですから、可笑しいんですよね。
○それに、Wikiによるとアノ人、公認会計士の資格を得ようと簿記だの会計だの勉強を始めたんだけれど、頭が良くないので半年で諦めたんだそうですね。
○そんなんだから、アノ人じゃ東京都の財務状況を読み取るなんて事は出来ないんじゃないでしょうか。
○まあ、色々あるけど、銀行に対して「外形標準課税」を導入して失敗してますよね。アレ銀行に嫉妬したんでしょうか。
どこまで行っても我欲と我執の塊ですな。
<日本だからああいう状態でも生かしておく、外国なら安楽死>
というような意味の…
ですが、その根底には彼の揺るぎ無い正義感があり、譲ることができないからこそ、そうした過激な行動に出ているように思います。
悪は絶対に許せないという人柄であるがゆえに、損な役回りを引き受けているようにも思えます。
つまり、否定的意見が出るのは当然ですが、
少なくとも石原氏の全てを否定することは出来ませんし、当然評価すべきこともあるということをもっと強調したいです。
良いか悪いかは別としても、正義の下で政治を行うという強い意思があり、失敗も多くありましたがそれを反省し正義の政治を行いたいという思いは確かにあると思います。
それは、時に暴走しかねませんが、根底の部分では自分は石原氏を尊重しており、責めるべきは、民主政治でありながら、その暴走を止められなかった周りの議員、政治界全体ではないかと思います。
過激な議論も含め、議論をどんどん研磨し、丸く磨いていってこそ、真なるものに近づけると思いますし、そうした過程の一部分には石原氏のような人も必要不可欠だと思っています。
石原氏を排除したところで、政治は変わりませんし、それは同時に表面だけを取り繕った、落ちていくだけの政治になっていくとしか思えません。
少なくとも石原氏は、良いか悪いかは別として、石原氏の正義感に基づいた何か思い切ったことをやってくれるという期待はあります。
繰り返しになりますが、暴走は止めなければなりませんし、その過程で、石原氏が間違っていたとしても修正し、良い方向に迎えば良いと思いますし、そのためには衝突が不可避です。
今の政治をみていますと、議論すべきことがきちんとされていなかったり、あまり重要でない部分に時間を割いていたり、他人の揚げ足取り、失脚しないよう衝突を避けた保守的な立ち回り、とにかく表面ばかりを取り繕った中身が伴わないものが多いと思います。
また、多くの政治家が根底の部分で無理だからと諦めてしまっているようにも思います。
その中で、石原氏や橋下氏のような政治家をみると、危険分子は無いわけでは無いですが、民主政治の中でそれは研磨されるべきだと思いますので、どんどん出ていって議論を活性化していってほしいと、そういう意味で個人的には期待しております。
自分なりの正義を貫くためであれば許されるということであれば、先の世界大戦のナチスドイツも大日本帝国も肯定されることになります。
でも最近,私はこの件で『石原さんと同じ年齢の身内(=Aさんとします)』から話を聴いた知合いと話をして,なるほどと思ったことがあったので,それを参考に,石原さんの心情について考えたことを以下に書きます。
ふみーさんの「なぜこのタイミングで辞任?」に対する答は,意外ともっと簡単かもしれません。
たぶん石原さんが,
1. 高齢ゆえ判断力と認識力が怪しくなり,我欲の塊になってしまったから。(主観)
2. 実質的に「戦時体験」がないまま,軍国少年が大人になった人であり,最近の中韓の態度と中韓に対する日本の姿勢が気に入らないから。(推測)
2.についてですが,上述の(私の知合いの身内の)Aさんは,石原辞職のニュースを聞いた時「私には石原さんの気持ちがわかる」と言われたとか。
つまり,尖閣,竹島,北方領土 (+沖縄での米兵のレイプ?,オスプレイ等?)と外国の日本への無礼が続いて(←無礼って適切な表現でないかもしれませんが),
*『外国に好きにされても文句一つ言えない日本』が情けない/許せないということ。
しかし,情けないとは思うものの,普通の戦時体験を持つ高齢者は,一方で
**戦争はこりごり
**日本はひどいことをした,(太平洋)戦争は日本が悪かった,
との思いの方が強いのが一般的でしょう。
だから,自国の戦争責任を考え,反省に基づいて,日本国憲法の否定はしない。
でもきっと,石原さんには「**と思うに足るバックグラウンド=戦時体験がない」ため,今のような外国のいいなりの日本が情けないとの思いばかりが先走る(そして戦時体験ゼロの若者←安倍さん含む笑 は敗戦に対する直接的な責任感や反省がもちろんないため,「日本を取り戻せ」路線を支持する)。
`私は,そのように推測して,
*(石原氏は)学童期に戦時体験が実質ゼロ
ではないかとの仮説を立て,調べてみました(そんなたいそうではないですが)。
補足ですが,この戦時体験は「日本国兵士として戦場に出た実体験」をさすのではありません。今,齢80の彼は終戦時は学童だったので,兵役の体験はなくて当然ですが,終戦時に学童だった(今80才の老)人でも,係累や身近な人が戦争で亡くなったり,知人が戦後放射能の影響で白血病になったり,自分が防空壕に入って空爆等の戦争の怖さを経験したり,戦時中の生活でひもじい思いをしたりした場合は,少なくとも「戦争はいけない」との気持ちは持つはずです(Aさんしかり=防空壕に避難中に近所に空爆を受け,隣家は一家全滅した)。
石原さんはそういう体験すらないため,
『敗戦に置ける日本の責任(日本は悪かった)』や
『戦争への反省(戦争はいけない)』とは思わない。のではないかと。
それでいて,軍国教育だけは受け,その思想はしみついている,,,
『日本は強くなければならない』『強い』と思っているのだろうと思います。
…で,見つけました。
石原さんと同じ年齢の方のブログの中に,この仮説が当たってそうな記述を。
→http://haikairou.blog22.fc2.com
やっぱり笑。これだと,てるるさんの「正義のため」の理由説明にもなりそうです。
正義も信念もない者が政治家になるべきではないです。
政治家を選挙で選ぶことができるんだから、その権利を
粛々と行使して判断すればいいこと。
その中の10/30,10/28分に石原さんに関連する記述があります。
ページ詳細は以下で,ブログ名は『老人が行く』です。行き届かなくてすいません。
http://haikairou.blog22.fc2.com/blog-entry-496.html
そして、周辺の人々がどんな気持ちで「患者認定」を取り付けようとしていたか、実態を調べましたか?
薄っぺらな正義感だけで、本当の「人の気持ち」など理解できるはずがない事を、まず勉強するべきですね。
○でも、理解しようとするのと、端から理解しようとしないのとでは雲泥の差があるんですよね。
○恐らく慎太郎氏はその「端から理解しようとしない」部類に入ると思いますよ。
○そういう人は他人を不幸のどん底に落し入れても平気だろうし、他人の幸福なんて勿論考えようとはしないだろうし、やっぱり現代の為政者としては失格なんだろうと思いますがね。
私の母は熊本県人です。そして毎日水俣からの行商で魚を食べ、若い頃から手が震えていますが検査を勧めても拒否しましたし、本人は世間にそれを一生隠し通すつもりです。私はそれが何故なのかどうしても分かりませんでしたが、最近やっと理解できました。母の中で水俣病に対する差別と、もしばれて差別されたらという恐怖感があるのです。私はこの写真を見ても嫌な感情は当然ありません。写真を掲載した先生も同じと思います。本人も家族も言葉にならない苦労と苦悩があっただろうという思いだけです。病気や障害は決して恥ではありません。私の母もそうなのですが差別する心を持つ人は差別される事を非常に恐れます。差別する側が本物の弱虫です。世の中はそんな風にしか人を見ない人ばかりではありません。
お言葉、重く受け止めました。
もっともだからあれだけ東京都知事を続けていられたのでしょう。
前後の文脈なんて関係ないでしょう。
政治家がそれを云っちゃぁおしまいよと云う発言が多すぎるわけですよ。
19人殺害事件思わず石原慎太郎暴言思い出した
石原慎太郎は安楽死が合法化されたら真っ先に水俣病患者を安楽死いや殺害してしまいそうだ
本当に恐ろしいけれどもこういう人間いる(>_<)
いい加減に政治をやめよ、
石原の老人は日本全国から憎まれて死んでいく人、
今の内閣安倍もだめです、
友達内閣そのものです、
昔の様な金丸、竹下、小沢のやり手の人間がいない。
石原を批判して人権擁護を言い立てる人たちは
中国や韓国の恫喝や占領行為に対しては
まったくのダンマリ
また在日朝鮮人の犯罪にもダンマリどころか
隠蔽しようとする
両方の悪をキチンと批判してこそ左派であり人権擁護と言える
なぜ正義を正しく行使できないのか?
それでは石原の暴言や愚行を批判できまい