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私のしくじりエピソード
私のしくじりエピソードといって、真っ先に想い出すのは高校時代のエピソードですかね。
も~ホント、シャレにならないコトをしちゃったんです
あれは確か、僕の一つ上の先輩たちが華々しい戦績で沖縄インターハイを制して引退した後、僕たちの代の幕開けとも言うべき秋季大会での出来事だったと思います。(選抜大会の東京都予選だったかもしれません)
一つ上の先輩たちの活躍は凄まじいものがありました。
沖縄で行われた空手道のインターハイでは、男子個人型3位で女子個人型優勝(都立目黒から練習に来ていた時安先輩)
男子団体防具組手3位
男子団体組手優勝
男子個人組手優勝と準優勝
男子個人組手に至っては、インターハイの決勝戦が目黒高校同士の対決という、他に類を見ないほどでした。
で、そんな目黒高校最強とも言われた先輩たちからバトンを受け取ったワケです。
そのプレッシャーは相当のものがあったわけですよ。はい。
一つ上の代は15名いたのに対して自分たちは5名で、皆川君はケガの影響でリハビリ中だったので実質4名でした。
途中で4人のうち一人入院していた時もあったので3名の時もありました。 ゲホっ
そんなプレッシャーの中で行われた、僕たちのデビュー戦とも呼べる秋季大会で、やらかしちゃったんです
空手には組手競技の他に、型競技があるんですね。
型っていうのは、空手の基本動作を繋げたもので、初心者から上級者まで難易度の異なった様々な型があります。
競技には一人で行う個人型と、5人で行う団体型があります。
団体型っていうのは、5人で動作を合わせて行わなければならず呼吸も合わせて行われます。
その団体型のメンバーに選ばれました。
嬉しさ半面プレッシャーがず~ん。。。初心者ですから、はい
事件は、その秋季大会での団体型初戦で起こりました。
団体型競技には当時予選と決勝がありまして、予選を通過した数校で決勝戦を戦う感じです。
僕たちは、予選では松濤館の『観空大』を決勝戦では『観空小』をやる予定でした。
知っている方は分かると思うんですけど、『観空大』と『観空小』って名前の違いは大と小だけなので、似ている型なのかというと、そんなことは全くなくて別の型なんですね。
導入部からして、『観空大』は両手を股間のあたりで合わせて、そこからゆっくりと両手を頭上まで上げていくんです。
両手を合わせてできる三角形からまさに空を仰ぐようにする動作が、雄大なるイメージをさせる『観空大』って感じなのです。
対して『観空小』は、始まった瞬間横っ飛びするんです。
導入部が静と動になっているので、始まり方の印象が真逆な型なのです。
でも、名前は大と小の違いだけ。紛らわしいですよね~。はい。。。。ってことでやらかしちゃいました
極度の緊張からですかね。大と小を間違えっちゃったんです
団体型は、四方と真ん中に配置した5人で同じ型を打つんですけど、僕の位置は後方でした。
始まった瞬間に横っ飛びした僕の眼前には、雄大に両手を合わせて空を見上げているメンバーがいましたえっ
何が起こっているの
一瞬で全てを理解した僕はすぐさま開始位置へ戻ると、両手を合わせて雄大な空を見上げましたとさ
終わった後は、目から大量の汗が出まくりました。
結局、何とか予選を通過して決勝へ進んで3位か4位だったと思います。
その後、春に日本武道館で行われた選抜大会では、団体型はベスト8だったと記憶しています。
本当に穴があったら入りたい気持ちでした。
38年経った今でも鮮明に覚えている、私のしくじりエピソードでした。
始まった瞬間横っ飛びじゃないですけど、アイフォンで初めて撮ったタイムラプスの動画をご覧ください。
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最後になりましたが、本日21時よりインスタグラムライブを配信するので、良かったら遊びにきてくださいませ。
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