白馬八方の唐松岳、2千696mの初登頂に成功しました。
20代の頃は、スキーでよく行っていたところですが、馴染みもあり北アルプスデビューの切っ掛けともなりました。
若い頃は登山にはあまり興味が無く、歳を追うごとに憧れ焦がれてついに北アルプスデビューとなり嬉しく思います。
下界では連日の猛暑で、京都市内では気温40度に迫る勢いでしたが、北アルプスでは気温が全く違う様子です。
陽射しは熱いのですが、まるでクーラー効いた送風のような冷たい風が吹き付けており、湿度も低く過ごしやすい様子です。
登山の往復の途中までは、ゴンドラやリフトが使えて、北アルプスの中では比較的に初級者でも気軽に登山には行けるようです。
登山シーズンにはひっきりに無しに、連日登山客が訪れており、唐松岳山頂山荘では連日のように満員御礼だそうです。
個室以外は特に予約は要らないそうですが、遅めの到着予定には、やはり問い合わせた方が無難と言えます。
朝晩は特に冷え込みが強いので、薄めのダウンやウインドブレーカーなどの防寒着は必須です。
また、一部雪渓があり、迂回ルートもありますが、雪渓を行かれる方は転倒防止にも軽アイゼンが必須となります。
頂上付近の迂回ルートは、先般の豪雨の影響で一部崩落しており、閉鎖されていますので尾根コースを行かないと頂上へは行けませんのでご注意ください。
尾根コースは上級者向けとなりますので、岩稜帯の崩落や岩が剥離する危険性のある個所が多いです。
コースも狭く、両サイドが崖になっていますので、滑落の危険性が有り注意が必要となります。
それでも、北アルプスの峰々の絶景に目を奪われる事は間違いなく、ゆっくりと安全に景色を眺めるや写真などを取りながら、無理をしないで楽しんで山行を行ってもらいたいです。
白馬八方 情報
http://www.karamatsu-guide.com/
http://www.vill.hakuba.nagano.jp/green/tozan_trekking/tozan_info.html