元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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外国人監督・・・の人間の方程式

2011年12月12日 18時37分04秒 | 66番の思想
ある日突然、何かのきっかけで人生について考えるようになる・・・
人として生まれた意義や生きて行く過程に起こった過償いなどを考えるようになる・・・
人間として成長をして行く過程の中で、誰もが必ず考に至る部分だとも思います。

近代化の進みきった今日、道徳感という人間の核心部分への教育が衰退してきている様に思える中、少なくとも人間の基礎・基本となる部分については学んで行かなくてはならないと思います。

何から学ぶか?
どこから得るのか?

人生の先人から学ぶでも良いでしょう。
場面に遭遇し自己で悟るのでも良いでしょう。
・・・プロセスは人それぞれで良いと思います。

しかし、1つだけ・・・
思い起こして頂きたいことがあります・・・



日本には古来より「神道」という理念があります。
元々、日本人の精神の拠り所である「神道」は、自然崇拝と祖先崇拝の2柱の神観から成り立っています。

自然崇拝とは、古代のアミズムにはじまる太陽、雨、山、森、海、湖、風、木、岩、石、その他諸々・・・などの大自然そのものが神という捉え方です。

また、祖先崇拝とは自分達の祖先を神として捉えることであり、更には自然界の目に見えない精神的な存在や霊的な存在などをも神と位置つけてきました。すなわち、死んだ人も肉体を失い霊的な存在になることから故人を神と見なして崇めることです。

何故、自分の存在があるのか?
自分は何処から来たのか?

という、自分の存在を証明するシンプルな疑問に対して、やはり祖先への崇拝や感謝などが自然と発生してきます。

「今・・・自分が・・・ここに居る・・・生きている」

祖先崇拝とは、貴方自身を守ってくれること。貴方を事故、健康、仕事、家庭紛争、自己コントロールなどから守り、次のステージへ進むにあたり、最善なる策や道筋、その助けを導いてくれることなのです。

先祖代々が土台となって今の貴方が現世に居る訳で、家系として、過去の先祖達が現世の貴方の繁栄を願っている・・・
また、過去の先祖達の過ちを教訓とし現世の貴方に改め避けさせようと願う・・・

これは「人間として」「人として」の基本上、最も重要な理念ではないでしょうか??

但し・・・
勘違いをしないでもらいたいのですが、宗教に入りなさいとか、信仰しなさいとか野暮なことを言っているのではありません。ポイントは宗教以前の次元であり、自分自身の中でこの様な思いや、事柄へ気が付くことが大切なのです。

「神道」の理念は、古来世界中のどこの国にも、どこの地域の民族にもあったと言えます。これは各宗教や思想などの教義教典以前のもので、難しい理論などでは無く、元来、人間として持っている感情で「人間の本性ともいえるべき純粋な思い」から発生したものです。これが「神道」と言えます。

自然に感動をし、自然から学び、そして、祖先を含む全てに感謝する純粋な心・・・

これは、人間としてこの世に生きている以上、この様な人間の本性が「基本中の基本部分」であり、この部分をしっかりと把握して生きなければ、次へのステージには繋がらない・・・すなわち「人間の方程式」だと言っても過言では無いと思います””



 外国人監督の第1次要因の方程式に続く)
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