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リフォームのとき、必ず直面するのがいままであったモノを処分するか、また使うか問題です。
もったいない精神からいくと、使えるものはまた使いたい。し、
愛着のあるもの、歴史のあるもの、それぞれ何かの理由があって処分できないものは
みなさんなにかしらあるものです。
いい、わるい、という問題ではないと思います。
日本のとくに戦後、いわゆる高度成長期から建築された一般戸建て住宅は、
その寿命が世界的にみてもとても短い。
ほんとうは短くないはずなんですよ。
短くしているのは、銀行や不動産業界とそしてわたしたちの見る目。
家(ウワモノ なんて言いますが)は30年で価値がなくなるから
築30年以上の物件は土地だけの値段ですよ、なんてセリフ、よく耳にしませんか?
築30年で家が倒壊するわけでもないのに、価値がなくなるという。
主に銀行の住宅ローンのからみの話しなだけじゃないのかなぁ、と常々感じますし、
そもそも土地神話が強すぎるのも日本の問題かもしれません。
確かに、戦後、高度成長期、安価な建材が多く流通し、古来の木造住宅とは少し違った建物が増え
そうした家の寿命が短くあるのは致し方ない部分もあります。
が、それにしても、です。
受け継いでいく、住み継いでいくような家が減っているように感じます。
今回のコロナ禍にあって、俄然見直されている「家」
その自分にとっての価値、ほんとうに必要なもの、場所はどんなものか。
たぶんみなさん、じっくり考える時間があったんだと思います。
いい家、とひとくちにいいますが、住むかたによってその価値は様々。
あなたにとっても家はなんでしょうか。
コロナに負けるな!がんばろうニッポン!
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公式HP 施工例ぞくぞく https://www.reform-sakurakobo.com/
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