8月11日は「山の日」である。
世界一の最高峰と言ったらエベレスト(8848m)で当然登ったことが無いが、19歳の日本人女性南谷さんが登頂し、しかも七大陸の巨峰を全部登りつめたという。さらに日本人最年少というから驚く。
日本の最高峰は富士山(3776m)であり、ここにも私は登った事は無い。
しかし、3000m級に近い高い山に実は登っていた事に気付いた。
信州駒ケ根の宝剣岳(2931m)である。凄いと思う事なかれ、大概の人は登れるのである。
そこは、駒ケ根千畳敷カールから登る。
1992(平成4)年8月17日、飯田の兄宅に家族4人で泊まって5時起床。
6:01JR飯田駅から駒ケ根駅に向かった。
7時に駒ケ根からバスに乗り、8時「しらび平」下車。ロープウェイに乗り、千畳敷カールに8:25着。とてもさわやかで眺めが非常に良い。
そこから、歩いて石がゴロゴロしている尾根までの道を、イロハ坂のように右に行ったり、左に行ったりして、やっとの思いで尾根に出た。
当時、生意気にミノルタα7000のカメラを持っており、写真撮影をしようと思ったら寒すぎて、シャッタ―が下りなかった。周りは霧が立ち込めていた。
尾根にあった山小屋から、宝剣岳までの狭い山道を歩く。
木曾方面が眺められる辺りは、ちょっと足を踏み外すと生命が無い。そこで滑落したニュースを後で聞いた事があるから、侮れない。
どうにか宝剣岳に着くと、そこには小さな神社がまつってあった。とても良いロケーションで、霧も晴れて娘をカメラに収めた。後日知人に見せたところ、とても「カッコ良い」とホメてくれた。
12:30下山して、千畳敷カールのレストランで天婦羅そばをいただいた。
飯田市には象徴の山がある。風越山(1535m)と虚空蔵山(1130m)で、風越山は必ず校歌に歌われるし、風越高校もある。実家からは目の前に聳え立っており、二つの山はやや重なって見えるが、手前が虚空蔵山で遠足で登った事がある。
低い山と言えば、高尾山は599.15mだ。それでも下から登ればきつい。いつか城山から高尾山に向かって、もみじ平に着いた時、尺八の音色が聞こえた。
初老のおじさんが生で演奏していたのだ。
興味を持って聞いたところ「都山流だ」と言う。私は「琴古流だ」と言ったが、さも自分が一番上手いだろうみたいな顔をして、無視されてしまった。
「登山流」を名乗る面白軍団があるそうだ。なんでも登山して、山の頂上で尺八を演奏するようだ。
もっと低い山でも、山と言う名の付く山はある。
私が東北旅行に行った秋田県の男鹿半島にある「寒風山」(355m)だ。成層火山で火口がぽっかり空いている。
1988年5月の午後。一人旅で勝本駅からタクシーを飛ばした。
その時の写真が見つかったので、デジカメで簡単処理してみた。
広いところに小高い山があり、行った時に「アレッ!」と思った程だ。まるで一里塚みたいなものだった。でも眺めは良く、来てよかったとメモにあった。
名のとおり5月中旬でも風が冷たく寒く、吹き飛ばされそうになって、カーディガンを羽織った。
あの高さで山なんて日本一低いのではないかと疑ってみたが、そうでは無かった。
もしかしてと思って日本で一番低い山を探したら、仙台の日和山(3m)だそうだ。
世界一の最高峰と言ったらエベレスト(8848m)で当然登ったことが無いが、19歳の日本人女性南谷さんが登頂し、しかも七大陸の巨峰を全部登りつめたという。さらに日本人最年少というから驚く。
日本の最高峰は富士山(3776m)であり、ここにも私は登った事は無い。
しかし、3000m級に近い高い山に実は登っていた事に気付いた。
信州駒ケ根の宝剣岳(2931m)である。凄いと思う事なかれ、大概の人は登れるのである。
そこは、駒ケ根千畳敷カールから登る。
1992(平成4)年8月17日、飯田の兄宅に家族4人で泊まって5時起床。
6:01JR飯田駅から駒ケ根駅に向かった。
7時に駒ケ根からバスに乗り、8時「しらび平」下車。ロープウェイに乗り、千畳敷カールに8:25着。とてもさわやかで眺めが非常に良い。
そこから、歩いて石がゴロゴロしている尾根までの道を、イロハ坂のように右に行ったり、左に行ったりして、やっとの思いで尾根に出た。
当時、生意気にミノルタα7000のカメラを持っており、写真撮影をしようと思ったら寒すぎて、シャッタ―が下りなかった。周りは霧が立ち込めていた。
尾根にあった山小屋から、宝剣岳までの狭い山道を歩く。
木曾方面が眺められる辺りは、ちょっと足を踏み外すと生命が無い。そこで滑落したニュースを後で聞いた事があるから、侮れない。
どうにか宝剣岳に着くと、そこには小さな神社がまつってあった。とても良いロケーションで、霧も晴れて娘をカメラに収めた。後日知人に見せたところ、とても「カッコ良い」とホメてくれた。
12:30下山して、千畳敷カールのレストランで天婦羅そばをいただいた。
飯田市には象徴の山がある。風越山(1535m)と虚空蔵山(1130m)で、風越山は必ず校歌に歌われるし、風越高校もある。実家からは目の前に聳え立っており、二つの山はやや重なって見えるが、手前が虚空蔵山で遠足で登った事がある。
低い山と言えば、高尾山は599.15mだ。それでも下から登ればきつい。いつか城山から高尾山に向かって、もみじ平に着いた時、尺八の音色が聞こえた。
初老のおじさんが生で演奏していたのだ。
興味を持って聞いたところ「都山流だ」と言う。私は「琴古流だ」と言ったが、さも自分が一番上手いだろうみたいな顔をして、無視されてしまった。
「登山流」を名乗る面白軍団があるそうだ。なんでも登山して、山の頂上で尺八を演奏するようだ。
もっと低い山でも、山と言う名の付く山はある。
私が東北旅行に行った秋田県の男鹿半島にある「寒風山」(355m)だ。成層火山で火口がぽっかり空いている。
1988年5月の午後。一人旅で勝本駅からタクシーを飛ばした。
その時の写真が見つかったので、デジカメで簡単処理してみた。
広いところに小高い山があり、行った時に「アレッ!」と思った程だ。まるで一里塚みたいなものだった。でも眺めは良く、来てよかったとメモにあった。
名のとおり5月中旬でも風が冷たく寒く、吹き飛ばされそうになって、カーディガンを羽織った。
あの高さで山なんて日本一低いのではないかと疑ってみたが、そうでは無かった。
もしかしてと思って日本で一番低い山を探したら、仙台の日和山(3m)だそうだ。