わたしのヨシタケシンスケさん好きは、
ブログに遊びに来てくださってる方には周知のこと。
それは家族も同様で、
新しい本に気がついたら、誰かが買って来てくれます。
今回は夫が、
「はい、プレゼント!」
とこの本を買って来てくれました。
『ものは言いよう』
買うというのは、自分も読みたいから。
結構我が家ではヨシタケ人気が浸透してます。
これは、
絵本作家、ヨシタケシンスケさんの完全読本です。
これを読めば彼がわかる!
そんな本。
「ヨシタケシンスケのしくみ」
「ヨシタケシンスケの一日」
「ヨシタケシンスケのできるまで」
「ヨシタケシンスケへの100の質問」など、
全てがヨシタケさんの挿絵とともにかかれていて、
まあ、どれもこれも笑いますよ〜。
もちろん彼の作品一つ一つの紹介も、
そして絵本作家以外のお仕事の軌跡も。
彼のカットとともに、
彼自身がとても魅力あるこの本の主人公になっています。
何度も言いますが、
とにかくゆるい。
ヨシタケさんご自身は、かなりの「ヘタレ」とお見受けいたします。
そのヘタレさんの人生が、
わたしのような庶民には身近で愛おしくなります。
ちょっと自分が凹んだりヘタレになったりしたら、
1ページ読むだけで、
気持ちが温かくなり、肩の力がいつの間にか抜けてるんですね。
手元に持っておくと、
ビタミンCのような役割を果たしてくれる本だと思っています。
あ、手帳オタクのまんじゅう顔としては、
是非是非ご興味ある方に見ていただきたいのが、
3章「ヨシタケシンスケのひみつ」の「ひみつ①」。
ほぼ毎日、愛用の手帳に思いついたことを描きとめている彼、
その貴重な手帳が公開されています。
革の表紙のシステム手帳。
手作りのようで、表紙にヨシタケさんの絵の刻印が。
これがまためっちゃ可愛い〜〜。
まずはこんな手帳が欲しい〜と叫ぶまんじゅう顔。
毎日のスケッチの発端の話も吹き出しますよ。
すでにルーズリーフの束は、70冊以上になるようで、
さすが綺麗に保存されてます。
手帳好きにはワクワクさせられるページになってます!
また、ひみつ④のは「5歳の息子が作った絵本」というのがあって、
ほんと感心とともに笑っちゃったのですが、
それを見ながら思い出したのが、
我が家の息子の5歳の頃の絵と文章。
iphoneの中に入ってて、中に入っていた写真を消去する際に目に止まり、
家族で久しぶりに大笑いしたもの。
ヨシタケさんの息子さんとはレベルが違いますけど、
夫の顔をご存知の方は、
そのおもしろさ、わかっていただけると思います。
「測量野帳」を使ってるところが渋いでしょ?
さて、話をヨシタケさんに戻してですが・・・。
そういえば彼の絵本の数々、
何か目立つキャラクターで展開しているものではありません。
一冊一冊の登場人物が新しく、固定されてない。
中川李枝子さんなら『ぐりとぐら』のような、
そんなメインキャラクターがいる訳でもない。
いつも、そこらへんの誰かが主人公なんですね。
でも、
その様々なキャラクターの裏に透けて見えるのが、
ヨシタケシンスケさんそのものなのかも!
ほんと、魅力的な方です。
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そこまで言っていただけるとは思ってませんでした〜。
この頃の絵や文字って、永久保存版ですよね。
大事にいろんなのをとってます(笑)。
この題もヨシタケさんらしいです。
この題だけで、もう癒されてるわたし!
こんな究極の癒し,ずっと見ていたいです☆彡
そして字がまた綺麗です!
ものは言いよう。ホントそうですよね。
最悪だと思っているものも最高になったりする!