蓄音機でレコードを🎶

2020-10-07 13:54:09 | イベント
信玄ミュージアム内で公開されている旧堀田古城園は、昭和初期に開業した料亭旅館🏠
平成26年度に甲府市にご寄付いただきましたが、
建物群に加えて、その歴史を記憶する物たちも、たくさん残されました。
その中のひとつが、1930年代製造のポータブルの蓄音機。
当ブログでも、何度かご紹介させていただきました🙇

よろしければ、こちらもご覧ください。



持ち運びのできる蓄音機🎶
料亭旅館の離れでも活躍したに違いありません。

その蓄音機、メンテナンスを経て、レコードを再生してみると・・・

電気を使っているわけではないのに。
その大音量は驚きです👀

蓄音機は、まさに音楽に耳を傾けるためのもの👂
蓄音機のレバーを回し、レコード盤に針を置いて、曲の始まりを待つ。
お酒を飲みながらBGM🎶という音楽の聴き方とはちょっと違うかもしれません。

また、プレイヤーによって音質が変わるのは蓄音機も同様。
蓄音機の場合、アームの先についたサウンドボックスが音の決め手。
レコードには音の波が溝に記録されておりますが、
サウンドボックスにつけられた針が溝をなぞり、
その振動がスピーカーの役割を果たすホーンを通して、レコードに記録された音を再現します。

蓄音機の「機」は「器」の方が雰囲気的にしっくりくる気がしますが、
その構造をちょっと見ると、楽器というより、それはやっぱり機械。
蓄音機の構造が生み出す音の良し悪しがある一方で、
聴く人の、使用するシチュエーションや、使い勝手、好みなどによって、蓄音機は選ばれてきたのでしょう。

旧堀田古城園には、さまざまなご縁があって、4台の蓄音機があります。
そのすべては難しくても、何台かの聞き比べも楽しくないですか。

信玄ミュージアムでは、秋の夜長のイベントとして、「蓄音機のゆうべ🎶」を開きます。
日時 10月9日(金)18時~19時半@旧堀田古城園
料亭旅館が賑わいをみせた1950年代前後の洋楽・邦楽をラインナップ。
ミュージアム閉館後の、宵の料亭で、蓄音機による音楽をご堪能ください。
皆さまのご参加、お待ち申し上げます。





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