最近仕事が多忙すぎて、城に行くことができていなかった為、一泊二日で愛知と岐阜に行くことに!
駐車場からも美しいロケーションを堪能することができます。
天気が悪くても、やはり城を目の前にしてしまうと、自然とテンションが上がってしまいます。
天守に向かう大手道。
続いて黒門跡。
本丸を囲む石垣。
本丸鉄門は復興城門の為、当時の形を再現したわけではありませんが、雰囲気は伝わります。
城内の入り口は石垣の中となり、まるで探検しているようで、大人でありながら無邪気にワクワクしてしまいます。
やはり現存の木造は素晴らしいと改めて実感!
下から眺める天守も素晴らしいですが、高欄から眺める街並みも最高です。
下に降りると、驚くほど快晴になりました!
青空と天守閣はやはり映えます!
犬山城は複合式天守のジャンルに属していて、写真のように天守と付櫓が接続されています。
場内でのんびりと見てまわった後は城下町に繰り出します。
また雲行きが怪しくなり、土砂降りになりました。
深夜2時に車で出発。
朝7時半に犬山城に到着です。
江戸時代以前より建築された城で、現代に残っている天守閣は残念ながら12城しかありません。
その内の一つが犬山城です。
そして、現存天守の中で国宝に指定されているのは5城のみ。
姫路城、松本城、彦根城、松江城、犬山城。
犬山城はそんな貴重でありがたいお城なのです。
城の麓にある駐車場に車を停めて、9時開城まで近くを散策です。
まさかの土砂降りです!
それでも行かないわけにはいかないのです。
駐車場からも美しいロケーションを堪能することができます。
天気が悪くても、やはり城を目の前にしてしまうと、自然とテンションが上がってしまいます。
天守に向かう大手道。
櫓があった場所には、現在神社の社務所が建っています。
続いて黒門跡。
防御性を高めた食い違いというクランクになっています。
敵はここでスピードを落とさなければならず、そこを脇の櫓から攻撃されます。
黒門には薬医門があったそうです。
黒門には薬医門があったそうです。
現在でも礎石だけが残ります。
ちなみに、この黒門は徳林寺というところに移築されているそうです。
明治の廃藩置県と廃条令によって、犬山城は残念ながら天守以外は解体されてしまいました。
黒門を抜けるとガッチリとした石垣が出てきます。
野面積みの隅石を見る限りでは、織豊系でまだ石垣技術の発展途上なのかなと感じました。
また、この石垣の前にも岩坂門があったとされています。
また、この石垣の前にも岩坂門があったとされています。
本丸を囲む石垣。
上には小銃櫓があります。
ついに本丸手前まで攻めてきた敵を倒すための、最終砦。
木が生えていてよく見えないのが残念。
個人的な注目は石垣です。
隅石が先ほどと明らかに異なることがわかります。
ちゃんと算木積になっているので、荷重が分散することから高く、急な勾配を形成することができます。
本丸を囲む石垣と小銃櫓。
石垣の出隅も素晴らしいのですが、入隅の石垣も素晴らしいと個人的に思っています。
違った曲線美を楽しむことができます。
本丸鉄門。
防御力を高める為に、当時は鉄板を貼ったことから鉄門と呼ばれていました。
本丸鉄門は復興城門の為、当時の形を再現したわけではありませんが、雰囲気は伝わります。
ちなみに、現在は管理事務所となっていて、100名城スタンプはこの櫓門の二階で押すことができます。
ワタクシは復興城門よりも、脇にあるこの石垣の方が気になってしまいます。
高さは無いものの、熊本城のように上部が垂直に立ち上がる石垣。
なんとも美しいシルエット。
現存天守では最も古い天守閣が見えてきます。
雨もなんとかやみした。
城内の入り口は石垣の中となり、まるで探検しているようで、大人でありながら無邪気にワクワクしてしまいます。
階段を上がると半地下のようになっていて、少し広めな踊り場です。
小さなスペースにも関わらず、とても魅了されるところが多い空間です。
石垣を貫通して複雑に梁が取り合っていて、じっくりと観察すると非常に興味深い造りをしています。
さらに上にあがると一階となります。
やはり現存の木造は素晴らしいと改めて実感!
天井高があり、下り壁などは現代建築の鉄骨造と同じ構造。
犬山城には上段の間があります。
羽出した屋根の垂木。
犬山城には上段の間があります。
羽出した屋根の垂木。
考えたらこの屋根となる天井部をこんな間近で見れるのは、なかなか無いかもしれないですね。
やはり木造は時が経つほど味が出て、より魅力的な建築物となります。
内部から見た破風。
やはり木造は時が経つほど味が出て、より魅力的な建築物となります。
内部から見た破風。
最上階。
現存12天守の中で、廻縁と呼ばれるバルコニーがあるのは、ここ犬山城と高知城のみ!
手すりを高欄と呼びますが、建築基準法で手すりの高さが1100mm以上とされていますが、歴史ある建築物の為手すりり高さが低いので、高所恐怖症の方は怖いかもしれないですね。
手すりを高欄と呼びますが、建築基準法で手すりの高さが1100mm以上とされていますが、歴史ある建築物の為手すりり高さが低いので、高所恐怖症の方は怖いかもしれないですね。
犬山城は木曽川を背にして造られた堅牢な城です。
下から眺める天守も素晴らしいですが、高欄から眺める街並みも最高です。
はるか400年以上の時が経ち街並みは変わっても、ここから見る木曽川は今も昔も変わらない。
同じ景色を見ている。
そんなことを考えてしまいます。
最上階から見た本丸の広場。
左手の小銃櫓もここからならよく見ることができます。
下に降りると、驚くほど快晴になりました!
青空と天守閣はやはり映えます!
仕事で忙殺される日々が続いたワタクシへのご褒美と言わんばかりの晴天!
信じられません。
犬山城は複合式天守のジャンルに属していて、写真のように天守と付櫓が接続されています。
また天守には層塔型と望楼型があり、犬山城は望楼型天守になります。
織田信長の時代に広まった造りで、寺院のような建築物の上に別の建築物をくっつけたような造りを望楼型と呼びます。
令和の改修が終わり、漆喰を塗り直したことで、白と黒のコントラストがよりハッキリして美しく生まれ変わりました。
令和の改修が終わり、漆喰を塗り直したことで、白と黒のコントラストがよりハッキリして美しく生まれ変わりました。
こうして日本の大事な文化は守られ、先に受け継がれています。
犬山城は織田信長の叔父にあたる、織田信康が築城したと言われています。
現在の天守が築城された年は議論され続けていましたが、柱の年輪などの調査から1590年と発表したことで、現存天守の中で最も古い城というのが確定しました。
場内でのんびりと見てまわった後は城下町に繰り出します。
また雲行きが怪しくなり、土砂降りになりました。
しかし、先ほどの晴天はやはり格別なご褒美でした。
城下町からも天守を見ることができます。
犬山城に来た際は城下町も是非行ってほしいスポット。
犬山城に来た際は城下町も是非行ってほしいスポット。
食べ歩きもできる素敵な城下町です。
メンチカツとキュウリの一本漬けがめちゃくちゃ美味しかった!
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