建国後の合衆国-31 血塗られたカンザスhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7ed68c9ba1b828348997873851f84971
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ドレッド・スコット判決とジョン・ブラウン蜂起
カンザスの事件の新興と共に、1857年3月6日のドレッド・スコット判決も、ダグラス派北部民主党と南部民主党との分裂を促進させました。
コレハ、ミズーリ州の奴隷ドレッド・スコットが、かつて自分はミズーリ妥協により自由州となるべき地域に主人と共に移り住んだ経験があり、したがってそこで自動的に自由身分を得たのだと訴えた事件でした。
連邦最高裁判所主席裁判官ロジャー・B・トーニーはスコットの主張を退け、ミズーリ妥協を違憲としただけでなく、ダグラスの主張する準州における『住民主権論』すら、奴隷主の財産権に対する侵害として退けました。
裁判所の南部強硬論支持は決定的でした。 政府および南部派は満足しましたが、ダグラスの南部派との協力はますます困難になりました。
1859年10月16日夜、ジョン・ブラウンと5人の黒人を含む約20人の追随者が、ヴァージニア州ハーパーズ・フェリーにある連邦政府兵器庫を襲撃しました。
ブラウンはすでにカンザスで容赦ない武力闘争を経験していました。 奴隷反乱を惹起し、南部に逃亡奴隷の解放区を創り、奴隷制に直接打撃を与えることを考えていました。
実際には、2日間の抵抗後、捕らえられて処刑されました。 彼を公然と擁護する人は北部でも少なく、彼の計画はあまりに空想的過ぎました。
そしてプランターの黒人支配は、それほど脆弱ではありませんでした。しかし、2年後の南北戦争が始まった後、北軍は彼の歌をうたいながら戦場に向かうことになります。
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PS．
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