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トーマス・グラバー 第三章 「世界の大きな謎」フリーメーソン  関係本は五万冊にも及ぶ 

2024-07-16 21:46:45 | 秘密結社 フリーメーソン、イルミナティ、秘密結社など、

トーマス・グラバー 第二章 グラバー長崎へ出立 米国宣教師フルベッキhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/177fa0625a70962e35b83f9a60525df6
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「世界の大きな謎」フリーメーソン  関係本は五万冊にも及ぶ 

筆者は七十代をとうに過ぎた老フリーライターである。 その一介のフリーライターが世界最高峰の山、エベレスト山よりもはモはるかに高い山に登ろうとしている。

そんな高山が一体どこにあるよいうのか。 その名は「フリーメーソン」という山である。 フリーメーソンと言う団体がこの世に存在することは多くの人が知っている。

しかし、フリーメーソンが具体的にどういうことを実施しているかとなると、ほとんどの人が首を傾げるに違いない。

 

この章では、少々、いや、大幅に長くなるが、この本の主人公であるトーマス・グラバーはもちろんのこと、ペリー提督、フルベッキ、シーボルト博士(医者)、英公使パークス、小曽根英四朗らが加盟していたというフリーメーソンについて記しておきたい。

筆者の手元にある「国語辞典」(集英社)によると「フリーメーソンとは一七一七年にロンドンで設立された国際的博愛主義団体、またその会員。 中世の石工(メーソン)のギルドに期限を持つ。 槌(つち)、定規、コンパスなどをシンボルとし、秘密結社ではないが、加入時の神秘的儀式や閉鎖性のため、しばしば迫害を受けた」と説明している。 多くの百科事典も同じような説明である。

しかし、「秘密結社ではないが」という表現は少々間違っている。

 

フリーメーソンの本拠地と言われるロンドンで生まれ育ったジャーナリストのスチーブン・ナイトは、長年にわたりフリーメーソンを取材し続けているが、彼によるとこれまでにフリーメーソンに関する本は、世界で実に約五万冊も発行されているという。

話半分に割り引いてみても、二万千冊という膨大な数字となる。 なぜこれほどまでの発行数となったのか。 それはフルーメーソンの実態が、それこそ複雑怪奇、諸説粉々で詳しくは決して解明されないからである。

秘密組織ではなく、誰にでもその存在が詳しく分かっていれば、これまでに何万冊もの本が出回るわけがない。 要するに良くも悪くも外部の者には窺い知れない秘密結社の要素が今でも強いと言うことである。

 

 

 

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この本には、歴史的に貴重な写真、図、文献なども数多く掲載されている秀逸な作品ですが、それらをPDF化して皆さんに紹介することもできますが、著者と発行所の『長崎文献社』に敬意を払って、全てを紹介するのは、控えたいと考えております。

 

 

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