トランプ氏㊨は28日、大統領に返り咲いた後、初めてゼレンスキー氏と対面で会談する=AP
【ワシントン=坂口幸裕】
トランプ米大統領は26日、28日にウクライナのゼレンスキー大統領と資源権益の協定案に署名すると表明した。
米国がウクライナに対して「それほど多くの安全保障を請け負うことはない」と述べ、停戦後は欧州が安保支援を主導すべきだと唱えた。
ゼレンスキー氏は28日に米首都ワシントンのホワイトハウスを訪れる。トランプ氏が1月20日に大統領に返り咲いて以降、対面で会談するのは初めてになる。
同氏がゼレンスキー氏を「独裁者」と決めつけるなどして応酬した両首脳が関係改善を探る場となる。
トランプ氏はロシアとの停戦後もウクライナを支える条件としてレアアース(希土類)などの権益譲渡をゼレンスキー氏に迫っていた。
26日、記者団からウクライナにどのような安全保障を検討しているのかと問われ「それは欧州にやってもらうつもりだ」と主張した。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)などによると、ウクライナが求めてきた米国による安全保障支援の確約は含まれていない。
ゼレンスキー氏は26日、記者団に「協定は米国との広範な合意の一部であり、恒久的で公正な平和を確保するためにウクライナに安全の保証を提供できるだろう」と話した。
両首脳は石油やガスを含む資源の共同開発で合意する見込みだ。
米国側はウクライナと結ぶ資源権益の協定を踏まえ、米企業の事業参画を想定する。米国が投じた巨額支援を「米国の納税者に返済し、ウクライナ経済の発展につながる」(ルビオ米国務長官)との認識がある。
トランプ氏は「我々はそこで作業することになる。そうすれば、自動的に安全が確保される。我々がそこにいる限り、誰も我々の仲間を邪魔しようとはしないからだ」と持論を展開した。
米仏が検討しているウクライナへの平和維持部隊の駐留に触れ「欧州が注意深く監視するだろう」と訴えた。
ウクライナ侵略を続けるロシアのプーチン大統領も譲歩する必要があると表明したものの、具体的な内容について「いまは言いたくない」と言及するにとどめた。
ルビオ氏は26日、米FOXニュースのインタビューでウクライナの安全保障を継続する確約に関し「米国がウクライナにとって重要なパートナーであることだ」と強調した。「ウクライナに必要なのは抑止力で、誰かが将来再び攻撃すれば大きな代償を払うようにしなければならない」と説明した。
トランプ氏はウクライナがめざしてきた北大西洋条約機構(NATO)加盟を巡り「忘れた方がいい」と語り、見送りを迫る考えを改めて示した。
NATOの東方拡大など西側諸国の対応を批判して侵略に踏み切ったロシアを念頭に「それがすべてが始まった理由だ」と唱えた。
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2022年2月、ロシアがウクライナに侵略しました。戦況や世界各国の動きなど、関連する最新ニュースと解説をまとめました。
日経記事2025.2.27より引用
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プーチン・ロシアの操り人形のアホボン・トランプ、とうとう完全に正体を現しましたね。
愛国保守のコスプレ、ペテン師・野郎です。
アホボン・トランプとお馬鹿米国民で、
『アメリカ終わりの始まり』