25年製パソコンの買い替えサイクルが28年以降に出る(ビックカメラ有楽町店のパソコン売り場)
電子情報技術産業協会(JEITA)は2029年の世界のパソコン(PC)需要が24年比で微増の2億4000万台になる見通しだと発表した。
25年10月に控える米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」のサポート終了で25年は買い替え需要があり、28年以降は25年製パソコンの買い替えサイクルを見込む。
25年は24年比4%増の2億4900万台となる一方、26年は反動減で2億3900万台、27年は2億3550台と微減で推移すると予想する。
28年からは反動減も落ち着く。28年は2億3750台、29年は2億4000万台と増加に転じるとみる。
同日発表したテレビの世界需要は25年から29年を通じてほぼ横ばいで、29年は24年比2%減の2億837万台となる見通しとした。
新興国では経済成長に伴い需要が伸びる。一方、安価な小型品がスマートフォンでの動画視聴の普及により落ち込む。大画面・高画質な製品の引き合いが高まると予測する。
日経記事2025.2.27より引用