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いろいろとかゲームとか

2013年05月06日 20時01分31秒 | └竹本泉

GW中の日照時間が6時間足らずだった札幌から、ren.です。
そして、GW期間が終わる今日の夕方、大変きれいな夕焼けでした(w
こんなに天気に恵まれないのも珍しかったなぁ。

 

● 「いろいろとかゲームとか」 竹本泉/バンブーコミックス
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/6d/f1ecbb0c9209ac2c4e1eb9378565a181.jpg?random=34640f3667ab8b0d515c0c0f5f2f6a8c

「苺タイムス」から数えると、日記漫画3冊目。
相変わらずの情報量(文字数)の多さで、読むのに数日かかりました。
竹本さんも描いていますが、タイトルと掲載誌の割りに、ゲームの話題(特に個別ソフトの話題)は、ほとんどといっていいほどなくなっています(w

ゲーマガに掲載された「いろいろめもー」「いろいろめもー2C」に加え、ついに覇王マガジンに掲載された「ひよどりにっき」を未掲載作まで収録。
さらに、そのプロトタイプであり未掲載作である「ひよどりタイムス」が、ネームを加筆修正して収録。
さらにさらに、MD-CD「ゆみみみっくす」をはじめとする、ゲームソフトの説明書マンガや告知・宣伝マンガや、TCG「モンスター・コレクション」のガイドブック掲載のルール解説漫画、その他にもアンソロジーやフライヤーなどに描かれたコラムまで収録されているという大判振る舞い!!
……まあ、ファンなら大半の現物を持っているんだけれど(w

今回は、原稿が消失しているものも多かったらしく、いつも以上に再現作業に苦労したとのこと。
というか、雑誌掲載ページをトレスして描き直したり、ネームに加筆修正して収録っていうのは、もはや新作扱いでいいんじゃ(w
そもそも、連載を多く抱える漫画家が、そんな遺跡の発掘作業みたいなことまでしているのは、前代未聞。

竹本さんはカラー・2C原稿は単行本収録の祭に白黒に描き直す(その逆もあり)ことを徹底しています。
これはデビュー誌である少女マンガ雑誌「なかよし」(というか、当時の講談社?)の方針として行われていたようなのですが、そのならわしをいまだに続けているということです。
たしかに、単行本でカラー・2Cが白黒では不自然になっているマンガって、今でも結構ありますよね。
そういう意味では、カラーページ収録よりも、作者が手間をかけてくれるというのは、贅沢な話です。

だからといって、今回はさすがにやりすぎな気がします(w
ネーム加筆は、竹本さんがどんな下書きで描いているのかわかってうれしいけれど。

日々の日記では、やはりこの数年は訃報に目が行きます。
和田慎二さんに関してはページを割いて描かれていますし、奥さんについてもさらりと「色と大変なことに」と触れられています。
お二人とも、そのページまでに何度も登場しているところあたり、あまりに突然の不幸だったことがうかがい知れます。

2011年4月からは、作画がデジタルに。
今までも何度か触れていますが、最初にデジタル化したのは、ここからなんですよね。
しかし、ペンタッチやトーンワークにまったく違和感なく移行しているところは、さすが。
伊達にSANYO MSX WAVY-10から、テレビに絵を描いていないといったところか(w
作業環境の詳細が知りたいなぁ。

さて、ここまで「○○収録!」みたいなことを書いてきましたが、単行本未収録ページがある模様。
それが、よりにも因って、ゲーム関連なのだから皮肉なものです。
どうやら「F○7」と「トゥームレ○ダー」について、スクウェ○・エニック○(「トゥーム・・・」については日本における版権管理会社)から掲載不可をお達しされたようです。
NECやSEGA、任天堂等と違って、こういうときに、その会社の度量の深さが出ちゃうなぁ。
でもま、「いろいろぶっく」の時は「DQ」も「トゥーム」も伏字なしで掲載されていたから、もしかしたら竹書房に対してスク○ニの信用がないだけなのかもしれない。

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