どうも、ren.です。
暑い……。
まあ、ぶっちゃけ自粛中でよかったわ。
独り冷房の利いた部屋に閉じこもってりゃいいんだから。
……いや、それは自粛じゃなくても普段からそうか(w
さて、昨夜はハンガリーGP決勝でした。
スタート直後に第1コーナーで大事故。
雨で濡れた路面でブレーキタイミングを逸したボッタスがノリスに追突し、そのままの勢いで他車を巻き込む。
その中にはフェルスタッペンとペレスも含まれていました。
フェルスタッペンのマシンはマシン右半分に大ダメージ。
ペレスのマシンはPU交換が必要なレベルの破損。
あーあ。またこじれるわ(w
でもま、ちょっとのタイミングが違ったら、ハミルトンにも直撃してるんだよね。
……そうなったら面白かったのにと思わなくもない。
その後ろではストロールもコース外からルクレールの側面に激突し両者リタイヤ。
ボッタスとルクレールには次戦で5グリッドダウンのペナルティが下されました。
マシンを停めて呆然とするドライバーが何人もいる事態に。
この大混乱の収拾にレッドフラッグ。
その間に小雨も上がり、日差しが路面を乾かす。
赤旗が明けてスタンディングスタートに向けてパレードから……ハミルトン以外が全車、ドライタイヤに履き替えるためピットイン。
グリッドについたのはステイアウトしたハミルトンだけのリスタート。
いやぁ、いいもん見たわ(w
20005年のアメリカGP以上の珍事だわな。
結局、その次の周にハミルトンもピットイン。
これによって隊列最後尾に転落するハミルトン。
一方、この混乱でトップに立ったのは、オコン。
ここまでが今回のレースのお膳立てといえる(w
ハミルトンは終盤まで、順位を着々とあげていく。
残り15周の段階で、5番手。
前にいる4番手は、アロンソ。
ここからアロンソの、まさに玄人なブロック劇場が始まる。
レース後にアロンソは、チームラジオからの指示はなかったものの、サーキット内に設置された巨大スクリーンでオコンがトップをキープしていることを知り、サポートを決心したと話しています。
巧みにハミルトンの進路を読み、誘導し、まったく位置を譲らないアロンソ。
ハミルトンも巧みにラインを突こうとするが、なかなか理想ラインに入れない。
伝説の'92モナコのセナvsマンセルにも匹敵する名勝負だと思いました。
……またハミルトンがアロンソを引っかけるんじゃないかと思った人、手を挙げて(ノ
結局、アロンソのわずかなミスで開いたウィンドに飛び込んだハミルトンがついに追い抜き、その前で周回遅れのリカルドを抜きあぐねていたサインツも下して3位表彰台に。
やっぱり強いよ、悔しいけど。
アロンソのサポートもあり、トップを常に維持してきたオコンが、めでたく初優勝。
……なのに、うっかりマシンを定位置に停めずにホームストレートに侵入。
そこでマシンを停めて走っていくオコン……かわいい(w
2位となったのはベッテル。
しかし、彼も最終コーナーにマシンを停めて自らランニング。
実はガス欠だったようで、レース後に規定の燃料採取が出来ずに失格となってしまいました。
あららぁ。
そのため、レース後に11位までの順位が繰り上げに。
ハミルトンが2位にアップ。
サインツが3位となりました。
角田は6位に。
チームオーダーで先に行ったガスリーは5位で、さらにファステストラップを獲得。
ウィリアムズは、ラティフィが7位、ラッセルが8位と、今期初のダブル入賞。
ラッセルは感極まっていました。
傷だらけのフェルスタッペンは9位。
残念ながら順位が変わったため、ハミルトンとのドライバーズポイント差は8ポイントに。
順位が変わらなければ6ポイント差だったんだけどな。