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身近に起こった出来事の記録。

ソンミ虐殺事件、ソ・スン立命館大学コリア研究センター研究顧問

2018-03-29 21:06:54 | Weblog
ソンミ虐殺事件は1968年2月22日、韓国海兵部隊がソンミ村を急襲して、
生後二カ月の赤ん坊を含む女子供を中心に135人を虐殺した事件だ。

韓国軍の手法はほとんど同じだ。
村の人々を集めて、女たちを強姦し無差別射撃と手榴弾で虐殺した後、
村を燃やした悪鬼のような蛮行だ。

このような蛮行について韓国ではかつて、カン・ジョング、ハン・ホング教授が
「日帝の支配を受けたと自分たちの被害性だけを見るのではなく、加害性も見なければならない」として
「悪いなベトナム」運動を起こした。
最近では「韓国・ベトナム平和財団」を中心に国家賠償請求訴訟も提起されており関心が高まっている。

もちろん米帝の圧力があったとしても韓国政府の責任は追及されるのが当然で、
人道主義や正義の審判などの一般的な接近だけでは不十分だと思う。

韓国軍蛮行の現場を見て証言を聞きながらすぐに
済州4・3事件や居昌(コチャン)虐殺事件、白善燁(ペク・ソンヨプ)軍が智異山(チリサン)一帯で行った
残忍非道な「討伐」作戦を思い浮かべた。
そこで作戦を指揮した将軍らは日帝の軍事教育を受け、満州で戦略の村を作って抗日運動を掃討した
「カンド特設隊」や関東軍または満州軍出身者などだ。

ベトナム人民に行った天人共怒する虐殺蛮行は
満州で済州で智異山で私たちの民衆がすでにされてきた苦難である。

日本で過去清算に最も否定的な右翼らは韓国軍のベトナム人民虐殺事件に非常に高い関心を持っている。
日帝の蛮行を糾弾する韓国人に「君たちがやったことはどうなんだ?」と言いたいのだ。

しかし、その蛮行はかつてアジアで日本軍が犯したもので、
日本軍の伝統を受け継いだ韓国軍の暴力的な軍事訓練によって鍛練された日本軍の分身たちが犯した悪行
ということを忘れてはならないだろう。

徐勝(ソ・スン)立命館大学コリア研究センター研究顧問


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