
「おじいちゃんはデブゴン」
原題:我的特工爺爺/THE BODYGUARD
2016年 中国/香港 99分
■監督:
洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
■出演:
洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
陳沛妍(ジャクリーン・チャン)
劉徳華(アンディ・ラウ)
馮嘉怡(フォン・ジャーイー)
元彪(ユン・ピョウ)
元華(ユン・ワー)
元秋(ユン・チウ)
徐克(ツイ・ハーク)
石天(ディーン・セキ)
麥嘉(カール・マッカ)
●あらすじ
サモ・ハンが20年ぶりに監督し主演も務めたカンフーアクション。
66歳になった拳法の達人・ディンは認知症の初期症状に悩まされていた。
しかし、彼が孫のように可愛がる隣家の少女・チュンファに危険が迫った時、ディンの必殺拳が炸裂する。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
サモ・ハン is BACK!
我らの洪金寶が20年振りに監督・主演のみならず、武術指導までやるとなったら
絶対に観ないわけにはいかないでしょ!
内容の方は、功夫ってカテゴリーかなあと思うほどのドラマ映画。
「ファースト・ミッション」とかに近いのかな?
認知症が始まっている老人サモ・ハンもいいけど
いかにも少女らしいジャクリーン・チャンも自然で良かった。
この子、ちょっとマギー・チャンにも似てる可愛い子で人気あるんだろうなって感じ。
基本はこの二人と駄目オヤジのアンディ・ラウがストーリーを引っ張り
後は功夫って感じだけど、本作は功夫って感じじゃなかったな。
どちらかと言うと暴力って感じ。
サモ・ハンの技も相手の骨を折るのがメインだし。
そう言えば骨が折れるシーンは、CGで折れた骨を表現してるんだけど
これって「ブルース・リの復讐」のパクリだよね!
まあそんなことを置いておいても、サモ・ハンの昔の仲間達もゲスト出演してくれて
70年代~80年代の香港映画黄金期が大好きだった人間にはたまらない時間を過ごさせてくれる。
デブゴンと言う言葉に惹かれる人には文句なくオススメですぞ!
そして関係ないことを一つ。
サモ・ハンの食事シーンって、必ずご飯の茶碗の上に誰かがおかずをのせるシーンがあるんだけど
(古くは「五福星」とかね)
本作でも相変わらずその描写があったのが嬉しかった。