「蝿男の逆襲」
原題:THE RETURN OF THE FLY
1959年 アメリカ 81分
■監督:
エドワード・L・バーンズ
■出演:
ヴィンセント・プライス
ブレット・ハルゼイ
フィリップ
デヴィッド・フランカム
●あらすじ
「蝿男の恐怖」の続編。
前作で蝿男になってしまった科学者アンドレの息子フィリップは、母の死後、父の研究を続行しようと決意。
伯父フランソワと親友の協力を得て別荘の地下室で物質転送機の開発を行う。
だが実験が大詰めを迎えた時、親友が研究の横取りを企んでいる事が発覚。
格闘の末、気絶させられたフィリップは転送機に入れられてしまうが、そこには一匹の蝿が……。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
さて続編である。
思っていたよりも、前作と話が繋がっていた。
前作で子供だったフィリップが青年になっており、母親の葬式から始まる。
今回は両親の死の真相を知ったフィリップが、伯父の制止も聞かないで、父親の研究を再開させる。
劇中でも突っ込まれているが、専門的な勉強はしておらず独学の知識しない素人が、どうして研究をする事ができるのか。
フィリップは蠅男になった後に、親友の悪仲間を襲うが、接点が全くないのにどうしてその男が敵だと知ったのか。
伯父のフランソワは銃で腹を撃たれてるのに、ベッドから起き上がって転送装置を作動させる。
などなど細かい部分が色々と雑なので、あまりストーリーに集中できなかったりする。
そして肝心の主役であるフィリップのキャラクターが嫌なやつなので、なおさら集中できないかな。
ただ蠅男が、前作よりもモンスターらしさが強調されているのは、悪くないかな。
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