レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

真田幸村の謀略

2023年02月21日 09時13分46秒 | スペクタル/史劇/時代劇

「真田幸村の謀略」
1979年 日本 148分
■監督:
 中島貞夫
■出演:
 松方弘樹
 萬屋錦之介
 寺田農
 あおい輝彦
 火野正平
 秋野暢子
 真田広之
 森田健作
 岡本富士太
 ガッツ石松
 高峰三枝子
 野口貴史
 成田三樹夫
 金子信雄
 梅宮辰夫
 丹波哲郎
 片岡千恵蔵

●あらすじ
真田幸村は関ケ原の戦いで破れたあと、高野山麓に身を潜めていた。
彼は十人の勇士を集め、家康の首を取ろうと計画するのだが……。
『柳生一族の陰謀』の流れをくむ東映大型アクション時代劇だが、冒頭の大隕石シーンをはじめSFXが多用されている。
内容的にも、真田十勇士を超能力者として扱うなど破天荒な色合いが強い。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「柳生一族の陰謀」に続く、東映トンデモ時代劇超大作シリーズ。
今回は冒頭から真っ赤な隕石が登場するなど、東宝の特撮かと思うような出だしだった。
そう、本作は何を思ったか時代劇に特撮をふんだんに使用しているのだ。
これには軽くビックリしたけど、当時の東映ならそういうのもアリだなとか思ってたら
本作を制作する上で参考にされた「真田風雲録」と言う1963年の映画も、隕石が落ちてくる出だしだったらしい!
とまあそんな事を置いておいても、やっぱり当時の東映のパワーは凄いね。
トンデモながら大変面白い脚本に、豪華な俳優陣。
そして何故かやたらと登場する女性の裸と。
これだけで長尺を感じさせずに、一気に最後まで観てしまうね。
東映大型時代劇シリーズとあって予算も掛かっているのだろう。
大阪冬の陣の出城・真田丸のセット、及び合戦シーンの迫力たるや凄いものがある。
この迫力は現在では中々表現出来ないところもあり、見ごたえ十分である。
ラストのオチも「柳生一族の陰謀」に匹敵するくらいのオチで、本作も観る価値多いにアリである!
なお本作は「柳生一族の陰謀」から始まる東映大型時代劇シリーズの第三弾だったらしい。
本作と「柳生一族の陰謀」の間には、あの忠臣蔵を題材とした「赤穂城断絶」と言う作品もあるらしい!
これまた深作欣二監督作で、吉良上野介役が金子信雄ときちゃあ観るしかないでしょ!

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