レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

修羅の伝説

2024年11月21日 20時46分07秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「修羅の伝説」
1992年 日本 110分
■監督:
 和泉聖治
■出演:
 小林旭
 陣内孝則
 ルビー・モレノ
 平幹二朗
 三木のり平
 秋野暢子
 室田日出男
 内田朝雄
 岩尾正隆
 坂上忍
 白竜
 内藤剛志
 清水健太郎
 殺陣剛太
 ジョニー大倉
 奈美悦子
 夏八木勲
 西岡徳馬
 ビートたけし

●あらすじ
勝目梓の小説『掟の伝説』を原作として、企業や政治家、暴力団らの巨大組織が絡む中で、
仁義を貫くヤクザの壮絶な生き様を描く任侠ロマン作品。
とある地方都市の暴力団組織・笠部組の若頭、大滝は、昔気質のやくざで仁義に厚く、
小さな組を守るため死力を尽くしていた。
そんなとき、正体不明の人物に組長が襲われる。
襲撃犯である関西系小田一家の情報を教えてくれたのは、妙に気の合うマル暴の刑事・桐野だった。
大滝は、事件の裏に政界がらみの巨大な陰謀が隠されていることを知るのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
小林旭がひたすらに格好良いヤクザ浪漫活劇。
一言で言うとそんな感じ。
だがこの映画はやくざ映画と言うよりも、任侠映画風やくざ映画なのかなあ?
任侠映画のフォーマットを知らないからなんだが、抗争とはいえ30人近くいるやくざの組事務所に乗り込んで
30人近くを全員殺すなどと言う描写は、実録やくざ映画ではなかったよね。
敵側もマシンガンで殺しにくるなんて、やくざ映画と言うよりかは、
ほとんどハリウッドの「ランボー」みたいなアクション映画のノリだし。
それを受けて、クライマックスは雪の降る中、傘もささずにコートを肩に羽織って街を歩く小林旭。
バックには自身が歌う主題歌が流れる。
そして敵の親玉に向かって、長ドスを持って切り掛かりに行くとなれば、もうほぼ任侠映画ではないかと。
まあこういった内容を現代でやると、完全にファンタジーになってしまうが
派手なドンパチも多いし、これはこれで楽しむ事もできる。
俳優陣も新旧東映やくざ映画俳優の共演と言った趣があって良い。
そう考えると本作にも出演している陣内孝則は、一時期東映でやくざ映画に出ていたね。
「極道渡世の素敵な面々」とか「疵 スカーフェイス」や「さらば愛しのやくざ」辺りか。
この辺全然興味を持ってなかったけど、これを機に観てみようかなと思っている。
案外面白いと思えるかも知れないしね。

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