『銀河英雄伝説』第93話「矜持にかけて」
1996年 日本 25分
■声の出演:
《銀河帝国》
ラインハルト・フォン・ローエングラム(堀川 亮)
ウォルフガング・ミッターマイヤー(森 功至)
オスカー・フォン・ロイエンタール(若本規夫)
ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン(田中亮一)
《自由惑星同盟》
ヨブ・トリューニヒト(石塚運昇)
ユリアン・ミンツ(佐々木 望)
ナレーター
屋良有作
●あらすじ
惑星ウルヴァシーでの騒乱、そしてルッツの死を知ったロイエンタールは、
ラインハルトとの間の亀裂が、もはや取り返しのつかない状況だと悟る。
彼は謀叛を決意した。
オーベルシュタインはさて置き、ラングなどの小者によって自らが追い込まれ、
皇帝に弁明するなど、彼の矜持が許さなかったのだ。
叛乱者としての途を選んだ彼の胸中には、無二の親友、ミッターマイヤーとの思い出が去来する。
一方、ラインハルトもルッツの死を知り、遂に決断を下すのだった。
(銀河英雄伝説 公式より)
★感想など
今度はロイエンタール側の話。
あまりに想定外の事件が発生した事にたいし、ロイエンタール、ミッターマイヤー両元帥の驚愕と
それぞれの部下たちの対応が面白かった。
ロイエンタール側の部下ベルゲングリューンは、全くの正論で正しかったし
ミッターマイヤー側の部下は、何故かミッターマイヤーに食って掛かるところが珍しくも
部下は部下で皇帝への忠誠を示したシーンとも言え、中々深いなあと感じた。
ただロイエンタールの今回の決断に対して、何もそこまでと思わなくもない。
その理由の一つに、後世の人間にこう言われたくないは、いささか理由としてはちと苦しいのではないかと。
まあ銀英の登場人物は、何故か後世の人間の言う事を異常に気にする世界観だからしょうがないんだけどね。
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