レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

影なき淫獣

2023年04月06日 08時59分20秒 | ホラー

「影なき淫獣」
原題:TORSO
1973年 イタリア 94分
■監督:
 セルジオ・マルチーノ
■出演:
 スージー・ケンドール
 ティナ・オーモン
 ジョン・リチャードソン
 ロベルト・ビサッコ

●あらすじ
猟奇性とエロティシズムを押し出したイタリアン・ホラー。
とある学生街で、女子学生だけを狙った連続殺人事件が起こる。
その手口は、死体の手や足、乳房を切断するという残虐なものだった。
犯人の手がかりは、現場に残されていたスカーフのみ。
そんな中、女子大生のジェーンは友人とともに別荘に遊びに行くが、そこに殺人鬼の魔の手が迫る。
(映画ナタリーより)

★感想など
イタリアのホラー映画としては、割と黎明期の作品として有名らしい。
猟奇性、エロ、音楽、映画全体の雰囲気、犯人捜しのミステリー要素など、
確かに後のイタリアン・ホラーに良くある要素は、全部ある。
しかし印象に残るのはとにかくエロで、とにかく無駄に裸が出てくるような印象が強い。
まあ後から考えれば全て辻褄はあっているのかも知れないが、観ている最中は割と唐突に裸が出てくる感じがする。
あと、出てくる男が全員(街の通行人レベルですら)女をイヤラシイ目でしか見てないのも凄い。
無駄に脱ぎまくる女の子たちも含めて、そう言えばイタリア映画ってエロいの多かったな。とか思い出してしまったね。
まあ観ていて結構長く感じたかな。
ティナ・オーモン目当てで観たけど、何故か彼女は脱がなかったしな。(他の作品ではバンバン脱いでる)
あと、普段は書かないオチについてツッコミたい。
まず犯人なんだけど、これが大学の先生。
この先生が女子生徒二人のヌード写真を撮影していて、その後自分もプレイに混ざろうとしたら
幼少期からのタオらうまが原因の、勃起不全でダメだった。
その事をネタに女子生徒に脅されたので、彼女たちを殺した。
ついでに周りにいた奴も殺した。
と、今となってはどこからツッコんだもんかと言いたくなるような内容だが
この犯人、最初の殺しはジャケットにあるような白いマスク被ってるんだけど
次の襲撃時には被ってないんだよね。
まあそういった雑な面も含めて、イタリア映画ってそういうもんだよねと納得できる方なら。

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