イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

何やっ10だか

2017-08-05 23:16:50 | デジタル・インターネット

 暑い日やら台風やら“あいしーびーえむ”やらいろんなモンが次々やってくる今日この頃ですが皆さん如何お過ごしですか、2017年8月。

 みね子のお父ちゃん生きてましたね(@『ひよっこ』)。大女優さんに通りすがり拾われて秘密裡に2年半の擬似家族生活。昭和の『りぼん』とかに載ってそうなファンタジー。

 それはそうと今度という今度は月河も参りましたわ。7月中旬にパソコンが見事にダウン。ぐわああああ。

 “先代”のダウン時は電源スイッチが、押しても押してもうんともすんともONしなくなってしまったのですが、今回はONするだけはして、黒地に白抜きで英語の“Windowsをスタートできませんでした/ついてはなんちゃらディスクをインストールしてどうこうするか/ディスクがない場合は製造メーカーにコンタクトしてください・・エラーコードはこれこれ”(←大意)(←たぶん)という事務的きわまるメッセージが表示されたあと1分ぐらいで自動的にOFFになってしまうという、非常に気を持たせたダウンのしかたです。

 そっからはもう嵐の日々。前回ダウン時はちょうどXPのサポート終了まであと満一年を切ったところだったし、ちょうど通販会社から格安新型モデルセットのご案内が前々週ぐらいに届いてもいたので、月河もあまり迷わずに買い替え志向になったのですが、今回はまだ8.1だし「なんちゃらディスクで直せるもんならもう少しもたせらんないかな」とのケチくさ心理もはたらき、メッセージ通りメーカーサポート(←例によってフリーダイヤルがつながりにくいのなんの)のお説を拝聴する傍ら、自腹覚悟で地元の故障診断&修理専門業者さんの出張を仰いでダウン原因の奥深さを探っていただき、他方では近場の家電量販店で現行出回り機種の価格をひそかに視察するなど足搔きまくりました。

 で、結局全面無条件降伏。現在はWindows 10搭載の新品でこのエントリを書いている次第です。あーあ。でも軽い。さくさくさくさく。

 “現物”の現況を見てくれた修理業者さんの「元の状態にリカバリーするシステム自体も壊れているので、お預かりして行って“工場出荷時の状態”に戻すしかないが、戻してもハードディスクの稼働時間が13,000時間を超えてかなりへたっている」「ハードディスクも有償交換となるとほぼ新品購入に等しい値段になるし、ガワは古いままなのでキイボードその他に故障が出てくるかも」が決め手になりました。

 思い返せば、昨年、“8.1から10へのアップグレード推奨”がさかんに来て、ついその気になって予約してしまったのが間違いのもと。簡単にあっぷぐれえどなんかできないばかりか、元の8.1のWindows updateすらほとんどできなくなり、不調をきたす一方。起動のたびに自動更新しては“更新プログラムを構成できませんでした。変更をもとに戻しています”を延々繰り返すので、そりゃハードディスクも疲弊するわなあ。どうにかなんないかとWindowsこみゅにてーなる所にも駆け込み、なんとかかんとか状況をかいつまんで説明して質問投稿して、その都度親切なヒントがもらえたりもらえなかったりしましたが、ヒントはあくまでヒント。

 後知恵ですがこの時点で自腹現物診断をお願いしてみるべきでした。今回出張してくれたスタッフも「10へのアップグレードはしたけれどもパソコンが動かなくなったというお客さんが殺到して、去年の今頃はボクら、10の件で毎日走り回ってた」と言っていました(←内心、特需ウハウハじゃんね)。月河もある時点で「こんなに難儀するってことは、かりにあっぷぐれえど出来たとしても10は使いこなせないだろう」「10自体も、あっぷぐれえどというオペも、自分の身の丈に合わないって事だ」といさぎよく(でもなく)見切りをつけて8.1のまま続行を決めたはいいけど待っていたのは更新できずのスパイラル。

 こうなってみると、こうやってさくさくさくさく10で書いている今でも、“Myパソコンを持って維持管理する”自体、すでに身の丈に合わないんじゃないのかなという気がしてきます。生まれて初めてのパソコンが自宅に届いた時のワクワク感、ピカピカの新一年生のようなやみくもな前向き感はどこへ行ってしまったのか。僅か10年少々前に過ぎないのですがまるで前世の経験の様に遠くなりました。

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