ぬぉほほほほ、やっちまったのポジティヴバージョン。スプリングハズカム。Windows 8(エイト)ハズカム。
ネット環境になって7年3ヶ月、ついに月河にも、新OSへのアップグレードという一大イベントがやってまいりました。
まぁXPのサポートが終了し、アベノミクスのドサクサにまぎらかして地味に消費税率も上がるという来年春までには、どうにかするさ…と悠長に構えていたら、先々週いきなりプチンとPCが真っ暗に。“中の”OSがアウトオヴデートになる前に、PCのガワのほうがアウトになってしまったの巻。
新機はそのガワが、どピンクのド派手機種。キイボードがホワイトなのはむかし懐かしのワープロの、1994年製の3号機以来。テンキー付きで、ディスプレイも15.6インチ横長ワイドで、ハイビジョン仕立てのDVDが端っこまできっちり映るのは痛快だけど、キイの沈みがずいぶん浅くなりましたなあ。キイというよりボタンに近い感覚。
でもその分“ガワ”が軽い軽い。15インチこっきりだった前任機より、カタログ仕様では1.7キロ軽量なことになっていますが、閉じて抱えるともっと差があるように思えるのは、キイが浅いことも寄与して“薄い”からでしょうな。
タブレット端末流の、タッチパネルにも対応しているという噂の8(エイト)、とりあえずカラフルなスタート画面が楽しいですね。カラフルタイルのバックの、“地模様”が20種類ぐらい選べるんですが、なんかみんなエドガー=アラン・ポーの作品についたハリー・クラークのイラストレーション風なのな。あとポインタを右上きりっきりに寄せないと出てこない、出てきたかと思うとスッとまた消える“チャーム”ってのがウィリアム・ウィルソンばりに人を小馬鹿にしている。
でもって、なんちゃらアカウントとかパスワードとか、“登録モノ”“設定モノ”の多いのにも参りました。毎度毎度自分のPCにも“サインイン”という形で入っていかなければならないのもどうなのよと思いますが、XPの時代から約10年も経つとサイバー界も世知辛くなったということなのでしょう。思えばあの頃はPC使いながらもまだ料簡がアナログでいられた。
さらに、テンキー付きのキイボードに慣れてないのでカーソルを動かそうとしてついテンキーに指が行ってしまい、文の中に要らない数字が入り込む入り込む。これは8(エイト)の問題じゃなくPCのガワの新しさに月河が慣れていないだけでしょう。習うより慣れろ。
しかし2005年6月の前任機到来時に比べて、人間のほうが、慣れるのにますます時間のかかる体質になっておるなぁ。
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