川崎重工業の社内誌かわさきが送られてきた。
表紙は4月に入社した新入社員たちである。私にも遠い昔、そんな時代があった。
そのころはまだ、月給が10000円ちょっとの時代であったが、45年勤めて辞めるころには、給料は100倍にもなった、高度成長期の時代だったのである。
この表紙の若者たちは、100年に一度の危機と、安泰になれた世の中は『大げさに』伝えてはいるが、そんなにたいしたことはない『単なる人災』のように思う。
世の中がおかしいのではなくて、人の発想がちょっと狂った結果が出ているだけであると思っている。
長くお世話になった川崎重工業は、そんなに超一流の大企業ではないのだが、近年は非常にまともになってきたと思っていた。
田崎さん時代には、彼は技術屋なのにバランスシートの内容改善を重視した『質主量従』と言ったし『川崎柔工業』とも称した。
単車の苦しい時代を乗り切ったそんな経験が生きていた。
大橋さんも苦しい車両時代の海外経験を生かし、川重に『ミッションステートメント』を持ち込んだ。
二人とも苦しかった事業部の出身で、どん底を知り、海外経験があり世界の常識で川重を引っ張った。
そんな結果が、100年に一度の危機も、利益は減ったが100億円以上の利益を残してそんなにあわてずに悠々とした決算結果になっている。
確かに、二輪車などの量産事業は悪くて100億もの足を引っ張る結果にはなっているのだが。
そんな川重の変わり方だが、この広報誌の構成を見ても、昔の川重の面影はない。
表3、表4は、こんな写真が載っている。
ジェットスキーである。
そして、表4は『鉄道模型』と『ヴィッセル神戸』と『レース』
まさに川崎重工業ではなくて、イメージ的には『柔工業』である。
然し、今の時代を支えたのは、車両をはじめとする『重工業』の製品たちである。
そのバランスがいいのだが。
ジェットスキーも鉄道模型もレースも、何となく今でも自分に関係があるような気がして嬉しいのである。
写真が見難いので、こちらでご覧下さい。(クリックすると大きくなります)
kawasaki Good Times も見えるでしょう。
同じネーミングのNPO, 今月末からスタートさせます。
最後までお読み頂いて有難うございました。
お手数ですが、ちょっとクリックして頂けますか?
表紙は4月に入社した新入社員たちである。私にも遠い昔、そんな時代があった。
そのころはまだ、月給が10000円ちょっとの時代であったが、45年勤めて辞めるころには、給料は100倍にもなった、高度成長期の時代だったのである。
この表紙の若者たちは、100年に一度の危機と、安泰になれた世の中は『大げさに』伝えてはいるが、そんなにたいしたことはない『単なる人災』のように思う。
世の中がおかしいのではなくて、人の発想がちょっと狂った結果が出ているだけであると思っている。
長くお世話になった川崎重工業は、そんなに超一流の大企業ではないのだが、近年は非常にまともになってきたと思っていた。
田崎さん時代には、彼は技術屋なのにバランスシートの内容改善を重視した『質主量従』と言ったし『川崎柔工業』とも称した。
単車の苦しい時代を乗り切ったそんな経験が生きていた。
大橋さんも苦しい車両時代の海外経験を生かし、川重に『ミッションステートメント』を持ち込んだ。
二人とも苦しかった事業部の出身で、どん底を知り、海外経験があり世界の常識で川重を引っ張った。
そんな結果が、100年に一度の危機も、利益は減ったが100億円以上の利益を残してそんなにあわてずに悠々とした決算結果になっている。
確かに、二輪車などの量産事業は悪くて100億もの足を引っ張る結果にはなっているのだが。
そんな川重の変わり方だが、この広報誌の構成を見ても、昔の川重の面影はない。
表3、表4は、こんな写真が載っている。
ジェットスキーである。
そして、表4は『鉄道模型』と『ヴィッセル神戸』と『レース』
まさに川崎重工業ではなくて、イメージ的には『柔工業』である。
然し、今の時代を支えたのは、車両をはじめとする『重工業』の製品たちである。
そのバランスがいいのだが。
ジェットスキーも鉄道模型もレースも、何となく今でも自分に関係があるような気がして嬉しいのである。
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