雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

私の発想の原点、幾つか

2012-05-30 19:10:49 | 私の生き方、考え方&意見

 

★現役の終りに近いころ、

私はカワサキの国内の流通部門を担当していた。

 

そのころ見つけた1冊の本

『これからの流通業』 服部吉伸著

もう20年も前のことだが、その中の文章から拾った言葉の幾つかである。まだ、服部吉伸さんも無名に近いころだったが、表現が非常に的確で、今でも間違いなく通用すると思っている。

ご自身の主張の通りの展開をやってる実業家がいると、お近づきになって、いろんなことがあったのだが・・・・

100%共感して、その言葉を書き留めて今でも持っている。私の発想の原点と言ってもいい。




流通業とは「自分の仮説の正当性を問うビジネス」である。
消費者の変化の本質を掴み、変化をどう自己の対策に置き換えるかと言うことが問われている。

仕組みを造るのは、非常に高度な仕事である。仕組みを造らずに放たらかしの形にして、創意工夫してやりなさいというのは酷である。損なやり方である。

システムとは手続き通りに仕事を進めてゆけば、意図した目的が実現できる仕組みでなければならない。現在のシステムは単なるデーターのアウトプット体系に過ぎない。

何が企業を変革するのか。それは企業コンセプトである。
企業コンセプトを見直し再提起しなければ第二次創業とはならない。
従って企業コンセプトは方針戦略より上位の概念である。

意識改革のできるのは、一部の極めて優秀な人に限られ指導者の能力の一つである。意識改革を行えと言うだけでは、マジョリテイに対する意識改革は出来ない。
マジョリテイに対する意識改革、それは仕事のやり方を変化させることである。
そして成功が意識改革の元である。

通用する発想とは正しく現状を捉え説得力があり、やがて多くの人の賛同を得られる考え方を指している。
ここでやがてという言葉を使っているのは、正しい考え方が最初から多数派である筈がないからである

『世の中には原因のある問題と原因のない問題の二つがある。
原因のある問題は、原因の追究、把握、対策と言う思考ステップで課題を解決する。原因のある問題の解決に必要な能力は創造力と呼ばない
創造力の源泉はアイデアであり思考ステップの特徴は「絞り込んで考え続けるというところにある。』

流通業には常識のウソが多い。

人が自分の価値を発揮できる状態を造りださない限り、人はコストにしか見えないだろう。人はコストではなく」価値創造者である。

企業の文化が問われている。そしてどのような思想、考え方、価値観を持った企業なのかが問われている。「うちは慈善事業をやっているのではない』と言えば、そのような企業でしかないということだ。『利益に文化の香りがする』そんな企業になって貰いたい。

 

 

★ 小野田滋郎さん   (フィリッピンの小野田寛郎中尉の実弟)から教わった

 

  戦略  戦術  戦闘      特に戦略論、戦略的発想

    

  陸軍の話だが、戦場に行くまでは縦列行進、戦場では『ヨコ展開』 戦略本部は最後部

  

 

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どうも世の中、普通ではナイ

2012-05-30 06:03:20 | 日常生活・園芸、バラ、メダカ、金魚

★青空のいい天気だったのに、朝も一時曇って雨が降った。

午後3時ごろ急に雷が鳴りだして、どこかに落雷があったのか、ちょっとの間停電になった。

昼間なのに、部屋の中は暗い。

テレビもつかないし勿論パソコンも止まった。

 

どう仕様もない、イヤな気分である。

夏、節電で、計画停電などと聞かされても、停電になったら静かにヨコになっていればいいなどと思っていたが、

ホンの少しの間の停電でもイライラする。

やはり、普通の方がいいに決まっている。

 

 

★昨今、どうも世の中普通ではナイ。

昨年の東日本大震災自体が何千年に一度の大災害だった。

神様が、人間社会に与えた警鐘だったような気がする。

この50年ぐらいの間に、社会全体の仕組みも、人の発想も、昔とは変わってしまった。

みんな人の知恵で創られたもので、社会全体も間違いなく豊にはなったが、東電の利益構造など政財官の発想も、個人レベルの人権や権利主張なども、ちょっと極端すぎているような気がする

 

 ニュースで福島産の牛肉を鹿児島産だと表示を直して不正だと捕まっていた。

ルール違反であることはその通りだが、ちょっとのことを末端の消費者が気にし過ぎるのである。

肉に何か問題があるのならともかく、大丈夫という検査が通っているのなら、福島産でも食えばいいと思うのだが、それがそうはいかない世の中になってしまっている。

いつのころから、こんな細かい産地別表示にしたのだろう。米国産、豪州産と海外は粗っぽい。検査が通っていたら国産でいいと思う。

 

肉の味にそんなに違いがアルはずがない。東日本が困っているのだから、福島産の牛肉こそ積極的に食うべきである。

米でも、同じ種類なら県などの表示がいるのだろうか? 新潟産と、宮城産の味の違いが解る消費者などホントにいるのだろうか?

 

個人情報保護法にしても、どう考えてもやり過ぎである。

住み難く生き難い世の中になってしまった。

もっとのんびりと、昔のように、少々のことは気にせずにのんびりと生きられないものか?

何千年も生きてきた人間の知恵の方が、現代の人たちのギスギスした個人主張の強い生き方よりはいいのではと、思ってしまう。

こんな知恵は、ホンの何十年かの間に新しく芽生えた日本独特の『猿知恵』のように思えてしまう。

 

それとも、これが世界中の常識なのだろうか?

 

 

★松下電器が7000億を超える赤字で、中央の人員整理に入るのだとか。

私たちが現役の頃なら考えられないことである。

世の中、大変なのである。 ちょっと普通ではナイ。

 

 

 

★5月も、もう終盤、薔薇のシュートが出る季節である。

自然はいつの時代になっても同じことを繰り返している。季節はウソをつかない。ちゃんと努力にはそれなりに報いてくれる。

 

この時期、元気なシュートが出ると、木は順調に育っているという証明みたいなものである。

所謂木で言えば、『ひこばえ』だが、薔薇の場合は大事に育てて、この枝が次の世代を背負う主枝になっていく。

勢いよくどんどん伸びるので、そこそこ伸びたら先をちぎってやると、いっぱい花が咲くのである。

面倒だが、そういう世話をしないと、背の高いだけの恰好の悪い薔薇になってしまう。

 

 

★こんなに根もとのほうからシュ―トは出る。このままだと3本の主枝のある確りした形の薔薇になり、これは今年買ってきた薔薇なのだが、来年の花が保障されたようなものである。

自然は、ずっと変わらずに、自然のまま引き継がれていくからいい。

でもこれなど綺麗に見えているが、下の方にはいっぱい葉もあって、それを取ったからこんなにすっきりしているのである。

結構手間も掛るのだが、葉も取り雑草も抜いて手入れをしていたのに雷で家に戻ったのである。

 

やり掛けると、根気よく何時間でもやり続けられる性格なのだが、雷で中断。

今度、いつやる気になるかどうか?

そのあたりが、プロの農家の人たちと違うところで、なかなかその気にならないのである。

 

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