有終の美
◇たくましく3勝目
【グロスター(英国)時事】ラグビーの第8回ワールドカップ(W杯)イングランド大会で、世界ランキング11位の日本は11日、英国のグロスターで行われた1次リーグB組最終戦で世界ランク16位の米国を28-18で下した。日本はこの試合の前には準々決勝進出の望みを断たれていたが、大金星の南アフリカ戦、サモア戦に続き、大会初の3勝目を挙げて有終の美を飾った。米国にはW杯で3度目の対決で初白星。1次リーグ3勝1敗は最高の成績で、2019年日本大会へ向けて大きな成果を残した。
★ ラグビーの日本代表、大健闘である。
正直、ラグビーのことはよく知らない。
世界でどのくらいの国でラグビーがやられているのかもよく解らなかった。
いずれにしても、社会人日本一、学生日本一などの大会があるのは知っていたが、世界とは関係のないレベルなのだと思っていた。
ワールドカップなどに出場しても、とても体の大きい外国勢にはとても敵わないのだと思ってしまっていた。
それがである。 世界のランキングが11位だという。
http://rugby-rp.com/nw_ranking.asp
これはビックリした。
そして今回のワールドカップに3勝もして、ベスト8にもう一歩のところであった。
これだけ強くなったのは、監督、コーチの素晴らしさと、日本人に帰化した優秀な選手が入ったこともあるのだろうが、とにかく素晴らしかった。
★ラグビーのワールドカップはそんなに旧くはないようである。
ラグビーワールドカップ とは、ラグビーユニオンのナショナルチームの世界一を決定する世界選手権大会。第1回大会は1987年に開催され、4年ごとに開催されている。優勝トロフィーは「ウェブ・エリス・カップ」。
夏季オリンピック、FIFAワールドカップともに、世界3大スポーツ祭典と呼ばれている。
次回の開催国は日本で2019年に開催されるのだが、オリンピックスタジアムは間に合わないのだが、これは残念なことである。
これに関して、こんな記事があった。その抜粋である。
2019年大会は当初8万人収容の新国立競技場で行われる予定だったが、建設計画の見直しがあり東京オリンピック・パラリンピックの前年完成は不可能になった。
また日本は2016年から南半球の国で構成される世界最高峰のリーグ、スーパーラグビーへの参戦を予定している。
「ラグビーW杯だけど、いくら会場の収容人数を確保しても、そもそも、それに見合う集客力があるのか?という根本的問題には誰も触れたがらない」など、状況は厳しいと感じる声が多い。
だが日本でのラグビー人気や知名度を考えると、その価格で本当にスタジアムが満席になるかは疑問がある。
この記事は、今回のワールドカップ前に書かれているのだが、今回の結果など見ると、一挙にラグビー人気が盛り上がるかも知れない。
いまはテレビ放映などもある『女子サッカー』もワールドカップ優勝前は、全然人など入らなかった状況だったのだが・・・いまの人気ぶりである。
さて、ラグビーはどうなるのだろうか?