★ 『人の好き嫌い』などは、
感覚的なものであまり理由などはないのかも知れない。
私自身は『人の好き嫌い』は、本来はっきりしていると思ったりもするのだが、
会社勤めをしていた現役時代は意識して『八方美人』で通していた。
組織の中で仕事をする場合『敵』など創らぬほうが、
現実に上手く事が運ぶと思っていたからで、
現実に『あまり好きではない人』と何度も組織上組まされたこともあるのだが、
何の問題もなくことは運んだのである。
★一般の人たちは兎も角、
大きな権限を持った公人に対しては、結構好き嫌いを明確にしているのだが、
今年になって突然大きなニュースになったのが
『ゴーンさんの国外逃亡』である。
そのゴーンさんについて、
『好きか嫌いか?』と問われたら、『好き』な部類に入ると思うし、
前社長の西川さんは、この事件がスタートした時から『好きにはなれなかった』
潰れかかった日産を再建したのは間違いなくゴーンさんだが、そんな実績や『好き嫌い』とは別の司法問題が絡んでいるので、これは、なかなかムツカシイ問題ではある。
この事件が発生した2018年11月21日のブログには、
概略このように書いていて、今でも殆ど変わらぬ感想を持っている。
昨日は『日産カルロス・ゴーン会長逮捕』が終日マスコミを賑わした。・・・
羽田空港にゴーンさんの乗ったプライベート・ジェットが到着したのが4時半ごろのことである。・・・飛行場で任意同行を求めたと同時に、日産本社と自宅の家宅捜査が同時進行し、て6時43分には『ゴーン会長を解任』10時には『日産社長が記者会見』という手際よさなのである。
この事件は日産の『内部通報』からスタートしている。
★この事件は、一体どういうことなのか?
潰れかかった日産をV字回復させて、ここまで建て直した功労者は『ゴーンさん』であることは間違いない。
ワンマン・経営者で『煙たかった』ことはよく解る。
世界でも稀に見る『辣腕経営者』であることは間違いない。・・・・
今後の日産のTOPは、ホントに今後上手く舵取りが出来るのだろうか?
今の社長さんがやり切れるのかな? むしろそのほうが心配なのである。 ・・・
『西川社長』さんでは、予想通り乗り切れなかったのである。
本来は日産社内の問題なのに、こんな裁判沙汰にしてしまったのは、やはり間違っていたのでは? と思ったりするが、
それがさらに『ややこしいこと』になってしまって、
これからの日産の対応は大変なことになるのだろう。
『ゴーンさんは日本から離れたが、これからどんな展開になるのか?』
『プライベート・ジェット』で来日して逮捕され、
『プライベート・ジェット』で国外逃亡したというのも、オモシロい。
世の中には、現実に考えられないようなことが起こるのものである。
★『政治家の好き嫌い』で言えば、
『トランプさんは好き』だし、『オバマさんは好きになれなかった』のである。
どちらかと言えば、世の中の一般の評価は反対なのかも知れないが、
トランプさんの独特の実行力にたいして、
オバマさんは確かに『理論派』だが、具体的に『何をしたのか』がよく解らない。
日本の大会社や、官僚の世界では、
『エリート』と言われる理論派が社会的な地位が上がることが多いのだが、
『何をしたのか』よく解らない
『オバマさんや西川さん型』の方が多いのかなと思ったりする。
今年はアメリカの大統領選挙だが『トランプさんの再選』はあるのだろうか?
アメリカの人たちが、この4年間のトランプ政権をどう評価するのか、興味がある。
★『好き嫌い』などは感覚的なもので、
特に『嫌い』だと思う人に対する理由などを探すこと自体がムツカシイのだろう。
テレビに出てくるタレントでも、スポーツ選手でも、
会って話もしたことがない人に対しても、
何となく『好き嫌い』などと思うから不思議なのである。
正月早々、映画の話のような『ゴーンさんの逃亡劇』があったのだが、
一般の方は、本音でどう思っているのだろうか?