★最近になって大相撲を観るようになった。
今場所も『炎鵬』が人気である。
小柄なのに連日大健闘である。
まずは 遠藤に勝って『まさかの勝利』と言われたのに、
大関・豪栄道を破って連勝
大関・貴敬勝 にはどうかな? と思ったが負けてしまった。
貴敬勝が勝つのは、 これは順当な勝利だろう。
それにしても、この体で大健闘だから、人気が出るのも解る。
★ 然し、格闘技の世界で『体重別階級』のないのは相撲だけかも知れない。
「柔よく剛を制す」を旨とする柔道などの伝統武道においては,
当初この近代スポーツの制度導入に反発があったと言われるが、
今は階級別になってしまった。
それはなぜかな? と思ったら、
スポーツは、スポーツマンシップにのっとり、
ハンデがなく、かつ平等に戦えることがベースにあるからだと言われているが、
相撲だけが『体重別階級』がないのは、純粋にスポーツではないのだろうか?
伝統の大相撲は兎も角、
学生相撲などは『純粋なスポーツ』だとは思うが、
敢えて階級があるとすれば、中学・高校・大学などの年齢別があると言えるのかも知れない。
★ なぜかな? といろいろ私なりに考えてみたら、
相撲そのものの競技のルールが、
『体重差のハンデー』を少なくしているからかも知れない。
●まず、土俵があって、ちょっとでも足がそれを出ると負け。
●土俵上でも、手をついたら負け。
●ほかの格闘技に比べて、スタートの仕切りの重要性。
など小兵でもそれなりに戦えるルールだからかも知れない。
それは兎も角、小さな人が大きな人を倒すのは、観ていて『痛快』である。
炎鵬は今5勝5敗の5分だが、果たして勝ち越すことが出来るだろうか?
残り5日間になったが、是非頑張って欲しいと思っている。