★毎朝行く三木市総合防災公園は、世界的な屋内テニスコート・ビーンズドームやサッカー場・陸上競技場など近代的な施設もいっぱいだが、
今朝一回りしてきたところは旧い由緒ある史跡もある。
公園の北の方には『どっこいさん』と言うこんな旧い史跡がある。
よく解らないが六地蔵が正式名なのだろうか。
もう薄くなっているが、下の方に六つの地蔵さんが並んでいる。
この公園はこんな4車線で東と西に分かれているのだが、
この右手に『どっこいさん』はある。
そして、陸橋を渡ると、
こんな急な下り坂になって、右手は谷間に池が連なっているのだが、
さらに下て行くと、
その先はこんな山道になって、
右折して石段を下ったところに
史跡『志染の石室』がある。
この表示板にあるように
石室があって、年中湧水をたたえていて、日本書紀によると、
飛鳥時代に顕宗天皇と仁賢天皇が幼少の頃、
政変を逃れて隠れた石室だと言われている。
その湧水は天然のひかり藻の作用で冬場、金色に光るので、
『窟屋の金水』と呼ばれている。
こんな感じなのである。
こんな地蔵さんが並んでいる。
いまは公園が開拓されたので、公園から下ったところにあるのだが、
かっては、下から登ってきた山の行き詰まりの場所だったはずである。
いまはこんな急な階段を上り、
さらにこんな急な坂道を登りきると、
公園の周回路に出るのである。
この一回りで約4000歩の行程だった。
戻ってきたところは、今梅が綺麗に咲いていた。
かっては山奥だったはずなのに、
今の時代は変わってしまうものである。
三木市は新しいものもいっぱいあるのだが、
こんな旧い史跡もある歴史のあるまちなのである。