私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

透明イシガレイ仔魚:透けとるんな?スケルトンな?

2020-03-10 18:40:31 | 周縁魚
2020年3月10日(火)

透明なイシガレイ仔魚かな?


全長およそ1cm。
着底直後で、色素胞が未発達な段階なのだろう。

3月8日(日)
友に誘われ、近くの河口干潟へ。

確かに友の言う通り、カレイやスズキなどなどの稚魚たちが訪れる春だ。
前日、1人で確かめに来て、道具の不備のため撮影がうまくいかなくて、そのリベンジ。

確かに、白いバットだとこうなる。


何が何やら・・・

ついでに撮影ケースに入れてみて


どこにおるんか、分からんよになったり・・・

この日は、秘密道具を友は用意していた。
秘密道具だからちょっとやそっとで教える訳にはいかない。
が、今は国家の一大事。
言いたいことや書きたいことはグッとこらえて
(文句や怒りなんて書いてても不愉快を増長するだけじゃもん)
我慢と我慢と我慢と笑いで、前向いてのりきるしかないから教えるね。

止まない雨はないのだ。
病まない体にするのだ。
明けない夜はないのだ。
開けない缶はあるのだ。(災害備蓄用に)

秘密道具は、ガラスのコップ。
持ってない人はペトリ皿(シャーレ)でもいいぞ!(そっちの方が持っとらんわっ!)

さてさて、軟泥干潟での採集がはじまる。
なかなかタモ網に入らない。



友がバランスをくずした!
たぶん私の通った後の凹みに足がとられたのだろう。
眼の前でスローモーションのように倒れた。

きっと気分はこんな感じだったにちがいない!(某市の河川看板より引用)


それにしても、この看板の落ち方は後ろ向きで歩いてたか突き落とされたかしかありえんな。

何せ友が転ぶのを見たのは初めてなのだ!
「大丈夫?」(笑いをかみ殺しつつ)
「うん。ちょっと左足に水が入っただけ」

話がそれた。
カレイ仔魚たちは徐々に集まるものの色素胞が発達しているのがほとんど。


大きさとは関係なく、どうも着底直後のわずかな期間だけ透明らしい。

それでもこんな段階や


水玉段階のはっきりめだつのや


ちゃんとしてきたのも撮影。


ついでにマコガレイ幼魚も


さらに、1cmほどのダイナンギンポ幼魚や


ウロハゼ幼魚や


ボラ・スズキ・ツマグロスジハゼなんかの幼魚も撮影して、帰路についたのであった。

河口干潟は「稚魚たちのゆりかご」だ!
もうすぐワンサカワンサカにぎやかな時期が来る!
必ず来る!
カレイ成魚はこの辺りで釣れることもないからワザワザ稚魚たちは集まってくるのだね。

あらためて透明なイシガレイの仔魚は美しく


ここで一句
友も濡るカレイ仔魚らのスケルトン?(透けとるん?)
と聞きたくなるのであった。

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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こんばんは (Blue Wing Olive)
2020-03-10 20:27:46
カレイ幼魚の透明感と模様が美しく見入ってしまいました。
じっくり観察したことは無いけど、容易に捕獲できるものなんでしょうか?
返信する
Blue Wing Oliveさんへ (私魚人)
2020-03-11 16:03:18
コメントありがとうございます。

採集は大変容易です。
タモ網をトンボをかけるように引いていけば採れます。
多数、接岸していればの話になりますが。
返信する

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