ル=グウィン『影との戦い―ゲド戦記 1』(岩波書店)
★★★★☆
功名心が強く傲慢で無謀な魔法使いゲドが、自らの奢りの結果と
戦い続ける物語。
ファンタジーでカタカナ盛りだくさん、わたしの苦手要素がてんこ盛り!
……と思われたのだけど、そうでもなかった。
児童文学ではあるのだけど、暗喩に満ちていて、大人が読んでも
深く考えさせられるお話だと思いました。
明快さがないので、むしろ大人向けかも。
こういう子どもって大嫌い!と思いつつ読んでいたのだけど、
後半ではゲドが自らの過ちを受け止め、真摯に立ち向かって行くようになり、
彼の孤独についても理解できて素直に読めました。
この勢いを逃すとまた手付かずになりそうなので、
早いうちに続きを読んでおきたいものです。
★★★★☆
功名心が強く傲慢で無謀な魔法使いゲドが、自らの奢りの結果と
戦い続ける物語。
ファンタジーでカタカナ盛りだくさん、わたしの苦手要素がてんこ盛り!
……と思われたのだけど、そうでもなかった。
児童文学ではあるのだけど、暗喩に満ちていて、大人が読んでも
深く考えさせられるお話だと思いました。
明快さがないので、むしろ大人向けかも。
こういう子どもって大嫌い!と思いつつ読んでいたのだけど、
後半ではゲドが自らの過ちを受け止め、真摯に立ち向かって行くようになり、
彼の孤独についても理解できて素直に読めました。
この勢いを逃すとまた手付かずになりそうなので、
早いうちに続きを読んでおきたいものです。