金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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35:はやみねかおる 『機巧館のかぞえ唄―名探偵夢水清志郎事件ノート』

2006-02-09 14:25:51 | 06 本の感想
はやみねかおる『機巧館のかぞえ唄―名探偵夢水清志郎事件ノート』
(講談社青い鳥文庫)
★★★★☆

再び籐子ちゃんのところから拝借。
子ども向けとは思えない凝った作りの物語と、観念的なテーマ。
親切な説明がない分、ちょっと頭を働かせて楽しめました。
今までで一番「本格」の趣?
短編だったけれど、『魔女の隠れ里』のときのような物足りなさは
感じませんでした。
解説があったのも新鮮。
「さよなら天使」ではめずらしくまともな、人間らしい教授の一面が見られて、
ちょっぴり安心
亜衣はやっぱりレーチの男心をわかっていないのだね……。

コメント
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