金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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102:山口真美 『正面を向いた鳥の絵が描けますか?』

2007-08-13 10:53:50 | 07 本の感想
山口真美『正面を向いた鳥の絵が描けますか? (講談社+α新書)
★★★☆☆

「運命の相手と思われたが……」第2弾。

描いた絵にあらわれる視覚と脳の関係を中心に、
「顔」の重要性、視覚の発達、色彩感覚などなど、
視覚に関するさまざまな現象を紹介する一冊。
たくさんの図や写真と実験結果を挙げて説明されていて
おもしろい。

絵を描くには天性の素質だけではなく、
やはり技術を学ぶことが必要なのね。

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101:松井孝典 『われわれはどこへ行くのか?』

2007-08-13 08:48:32 | 07 本の感想
松井孝典『われわれはどこへ行くのか? (ちくまプリマー新書 (054))
★★★☆☆

いま仕事のため、新書地獄でのたうちまわっているのでございます。
うううっ……
地獄の中で希望を見出し、つかみとったが運命の相手ではなかった……
そんな本の中の一冊(※ 質の問題ではありません)。
ちくまプリマー新書は中高生向けのレーベルで、重宝しております。

さて本書は、「地球で人間圏をつくって生きているわれわれ」という
視点から、宇宙について、環境問題について、人類の未来について
語った一冊。
わかりやすく、読みやすく、イラストも可愛くてよし。
学問の世界をこれだけわかりやすく、平易な言葉で説明するのは
なかなか難しい。
その点だけでもすごい!と思えます。

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