杉浦由美子『腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち (中公新書ラクレ)』(中公新書ラクレ)
★★★☆☆
某家のインテリパパの書斎になぜか置いてあったのを、
その場で読了。
ずらりと並んだ新書の中で異彩を放っておりました。
パパ……アエラ読んで興味持っちゃった??
新書であるということを意識しすぎているのか、
「腐女子」の世界と「格差社会」の結びつけ方が
強引だなあとも思うのだけど、おもしろく読めました。
サブカル論って、真面目に受け取らずに楽しむものだって
気がする。
一般化して分析するのがすごく難しいだろうから。
腐女子の皆さんに限らず、オタクな人々の「好き!」だけに支えられた
創作活動のエネルギーには脱帽です。
以前お仕事で、同人活動をしている方を知って、
それをきっかけにいろんなサイトを見たけれど、
なんだかまぶしかった。
一部の人はプロになっていくけれど、多くの人はただ好きなだけで、
技術を磨いて、書いて、描いて、公表するんだもんなあ……。
「作ったらお金がもらえる」のが前提だと思っていて、
結果に結びつかないものを作ることが
ほとんどなくなってしまったわたし……反省。
★★★☆☆
某家のインテリパパの書斎になぜか置いてあったのを、
その場で読了。
ずらりと並んだ新書の中で異彩を放っておりました。
パパ……アエラ読んで興味持っちゃった??
新書であるということを意識しすぎているのか、
「腐女子」の世界と「格差社会」の結びつけ方が
強引だなあとも思うのだけど、おもしろく読めました。
サブカル論って、真面目に受け取らずに楽しむものだって
気がする。
一般化して分析するのがすごく難しいだろうから。
腐女子の皆さんに限らず、オタクな人々の「好き!」だけに支えられた
創作活動のエネルギーには脱帽です。
以前お仕事で、同人活動をしている方を知って、
それをきっかけにいろんなサイトを見たけれど、
なんだかまぶしかった。
一部の人はプロになっていくけれど、多くの人はただ好きなだけで、
技術を磨いて、書いて、描いて、公表するんだもんなあ……。
「作ったらお金がもらえる」のが前提だと思っていて、
結果に結びつかないものを作ることが
ほとんどなくなってしまったわたし……反省。