ウンベルト・エーコ『薔薇の名前〈上〉』(東京創元社)
★★★☆☆
中世イタリアの辺境のあるベネディクト会修道院で、
修道士の変死体が発見される。
見習い修道士のアドソは、調査を依頼された師であるウィリアムと
ともに、その修道院を訪れる。
その修道院には、奇妙な構造をした文書館があり、
蔵書数を誇るその文書館に自由な立ち入りは許されていなかった。
ウィリアムは、その文書館に事件に関する秘密がひそんでいると考え、
アドソとともに調査を開始するが……
**********************************
例によって登場人物の名前が覚えられないうえ、
時代背景もある程度理解していないと難しく、
カトリック教会をめぐる世界についても知識があったほうがいい……
という内容なので、2回くらい寝落ちして挫折しそうになった。
しかし、文書館に潜入するあたりからおもしろくなってきた。
頑張って下巻も読むつもり。
知の世界にしびれる。
「わからないからつまらない」のではなく、
自分に知識があればさらにおもしろいだろうと思える内容。
★★★☆☆
中世イタリアの辺境のあるベネディクト会修道院で、
修道士の変死体が発見される。
見習い修道士のアドソは、調査を依頼された師であるウィリアムと
ともに、その修道院を訪れる。
その修道院には、奇妙な構造をした文書館があり、
蔵書数を誇るその文書館に自由な立ち入りは許されていなかった。
ウィリアムは、その文書館に事件に関する秘密がひそんでいると考え、
アドソとともに調査を開始するが……
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例によって登場人物の名前が覚えられないうえ、
時代背景もある程度理解していないと難しく、
カトリック教会をめぐる世界についても知識があったほうがいい……
という内容なので、2回くらい寝落ちして挫折しそうになった。
しかし、文書館に潜入するあたりからおもしろくなってきた。
頑張って下巻も読むつもり。
知の世界にしびれる。
「わからないからつまらない」のではなく、
自分に知識があればさらにおもしろいだろうと思える内容。