金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
★の数は「好み度」または「個人的なお役立ち度」です。
現在、記事の整理中。

122-124:最近読んだ漫画&本

2021-05-17 20:16:04 | 21 本の感想
いずれもkindle unlimitedにて。

★★★★☆

本の趣旨とは違うかもしれないけれど、
好きなものがたくさんあるって、いいなあ。
ほんわかした可愛い作風。


★★★☆☆

著者が片づけのアドバイスをしてあげる側だからなのか 
クール。

 


一部しか読んでいないので★はなし。

ちゃんと資料にあたってるな、と感じる記事もあれば、 
いい加減すぎるものもあり。 
真言立川流のやつ、実際は文観は無関係じゃん……。 
藤原能茂と藤原範茂を混同してるし。
佐藤忠信に記事を割いてくれてたけど、 別に怖い話ではないね。

 
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121:高田郁『あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇』

2021-05-17 20:01:43 | 21 本の感想
★★★★★

【Amazonの内容紹介】

江戸時代中期、長く続いた不況を脱し、
景気にも明るい兆しが見え始めた。
大坂天満の呉服商、五鈴屋でも、
五代目店主の惣次とその女房幸が、
力を合わせて順調に商いを広げていた。
だが、徐々に幸の商才を疎むようになった惣次は、
ある事件をきっかけに著しく誇りを傷つけられ、
店主の地位を放り出して姿を消す。
二度と戻らない、という惣次の決意を知った
お家さんの富久は、意外な決断を下す。
果たしてその決断は五鈴屋を、そして幸を、
どのような運命へと誘うのか。
大人気シリーズ第四弾!

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出ていった惣次の代わりに智蔵が戻ってきて
六代目になり、幸は今度は智蔵の妻に。
三兄弟に順に嫁ぐ数奇な運命をたどりつつ、
夫が替わるごとに商才を発揮できるようになり
どんどん商売の手を広げていく展開が熱い。

幸は自分が美しいということを知っているから、
宣伝のために自ら浄瑠璃人形と同じ着物を着ていく、
という発想が出てくるんだよな~。
このあたり、反感を買いそうな要素なんだけど、
深く考えなければスルーしてしまえる描き方。
その塩梅もうまい。


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